おすすめのカーリース比較ランキング15選!会社の選び方やメリット・デメリットも解説

おすすめのカーリース比較ランキング15選!会社の選び方やメリット・デメリットも解説

本記事では、おすすめのカーリース会社15選と選び方、カーリースのメリット・デメリットまで解説します。

カーリースは、月額制で手軽にマイカーを持てると近年話題になっているサービスです。

しかし、「カーリース会社はどこを選べば良いのか」「そもそもカーリースの仕組みがよく分からない」と悩む方も少なくないのではないでしょうか。

ここではおすすめのカーリース会社を分かりやすく比較し、15選にしてご紹介します。

カーリースの基礎知識やメリット・デメリットについても解説しますので、利用を迷っている方はぜひご覧ください。

この記事で分かること
  • おすすめのカーリース比較ランキング
  • カーリースの選び方
  • カーリースの仕組み
  • カーリースのメリット・デメリット
目次

おすすめのカーリース比較ランキングを紹介

編集部が調査したところ、おすすめのカーリース比較ランキングTOP15社は以下のようになりました。

  1. NORIDOKI(ノリドキ)
  2. 定額カルモくん
  3. KINTO(キント)
  4. ニコノリ
  5. コスモMyカーリース
  6. MOTAカーリース
  7. リースナブル
  8. ENEOS 新車のサブスク
  9. オリックスカーリース・オンライン
  10. フラット7
  11. SOMPO
  12. カーコンカーリース
  13. NOREL by Gulliver
  14. クルカ
  15. ピタクル

ここでは、各社の基本情報やおすすめポイントをまとめました。

ランキング方式で順位付けしてはいますが、各社にそれぞれに強みがあります。

カーリースにはさまざまなプランが用意されているので、契約期間やもらえるプランなど内容をしっかり把握して利用しましょう。

NORIDOKI(ノリドキ)は頭金なしで新車に乗れる

おすすめポイント
  • 頭金・ボーナス払い0円の新車カーリース
  • 3年の短期契約で乗り換えやすい
  • SUV中心の人気車種から選べる

NORIDOKIでは、人気の新車に頭金・ボーナス払いなしで乗ることができます。

トヨタ ライズなら月々定額料金は27,500円と、月3万円以下の超低価格を実現!

登録料・税金・車検などコミコミ料金で、手軽に利用できるカーリースです。

NORIDOKIの契約期間は基本的に3年です。

短期契約であれば故障リスクが低く、ライフスタイルの変化に合わせて乗り換えられます。

「車にすぐに飽きてしまう」「いろいろな車に乗りたい」という方にもおすすめです。

また、NORIDOKIはSUVを中心に扱っており、ラインナップは新車のみです。

街乗りからスポーツ・アウトドアまで、シーンや用途に合わせて幅広いラインナップから選べます。

最安料金月々27,500円
料金に含まれる費用登録料・税金・車検・諸費用
任意保険なし
取扱車種SUVを中心とした国産の人気車種
中古車の扱いなし
ボーナス払いなし
リース期間3年
運営会社株式会社ジョイカルジャパン

定額カルモくんは1年単位の短期カーリースにもおすすめ

おすすめポイント
  • 1年単位で契約可能
  • 7年以上の契約で走行距離制限が無制限に
  • 乗り放題オプションなら契約満了時に車両をもらえる

定額カルモくんは、契約年数を1〜11年の間から1年単位で選べるカーリースです。

自分のライフプランや用途に合わせて、柔軟に期間を設定できます。

7年以上の契約なら、全車種・全プランで走行距離制限がなくなります。

さらに、月額500円の「乗り放題オプション」を付ければ、契約満了時に車をもらうことも可能です。

この場合には原状回復義務が不要となり、カスタマイズも自由に行なえます。

短期間で乗り換えたいという方はもちろん、マイカーと同じように乗り続けたいと考えている方にもおすすめのカーリースです。

最安料金月々12,820円
料金に含まれる費用登録料・税金・諸費用
任意保険なし
取扱車種国産全メーカーの全車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いなし
リース期間1~11年
運営会社ナイル株式会社

KINTO(キント)では任意保険・メンテナンス料金が含まれる

おすすめポイント
  • 料金に任意保険・メンテナンス費用が含まれる
  • トヨタの人気車種に乗れる
  • 「のりかえGOサービス」なら中途解約金不要で乗り換えが可能

KINTOは、トヨタのグループ会社が運営するカーリース会社です。

KINTOの大きな特徴は、任意保険とメンテナンス費用が月々の料金に含まれていること。

一般的なカーリースだと任意保険は各自加入する必要がありますが、KINTOなら保険会社を選んだり、手続きをしたりといった手間が必要ありません。

KINTOは、トヨタ・レクサス車に特化したラインナップも特徴です。

他社と比べてトヨタ車の短期リースがお得になっており、憧れのトヨタ車に安く乗りたいという方におすすめできます。

「のりかえGOサービス」なら中途解約金不要で、契約途中でも乗り換え可能です。

ライフスタイルに合わせてトヨタ車に乗り続けたい方は、ぜひチェックしてみてください。

最安料金月々14,740円
料金に含まれる費用登録料・税金・諸費用・任意保険料・メンテナンス費用
任意保険あり
取扱車種トヨタ・レクサスの人気車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間3年・5年・7年
運営会社株式会社KINTO

ニコノリなら新車が月々5,500円から乗れる

おすすめポイント
  • 新車が月々5,500円から乗れる
  • 最短2週間で納車可能
  • 店舗で契約すればガソリン5円/L引き

ニコノリは、ボーナス払いを併用すると新車のカーリースが月々5,500円で利用可能です。

基本は、5年契約の「標準パック」と9年契約の「もらえるパック」の2種類。

消耗品のみとなっていますが、月々の料金にメンテナンス費用が含まれているのも魅力です。

また、ニコノリは全国47都道府県に対応しており、来店不要で自宅まで新車を届けるサービスを提供しています。

最短2週間で納車できる即納車も用意していますので、なるべく早く車を使いたいという方にもおすすめです。

店舗で契約すれば、対象のガソリンスタンドで5円/L引きで安く給油できます。

車の費用をできるだけ抑えたいと思っている方は、ニコノリを検討してみてください。

最安料金月々5,500円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険・車検・メンテナンス費用
任意保険なし
取扱車種国内全メーカー・全車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間1年~9年
運営会社株式会社MIC(ミック)

コスモMyカーリースはガソリン割引が受けられてお得

おすすめポイント
  • ガソリン代・メンテナンス代の割引が受けられる
  • ニーズに合わせて幅広いプランを用意
  • 9年契約なら満了時に車がもらえる

コスモMyカーリースは、ガソリンスタンドのコスモ石油が提供しているカーリースです。

コスモ石油で給油する場合、ガソリン割引(最大5円/L)の特典が受けられます。

契約期間は3・5・7・9年から選ぶことができ、走行距離制限・頭金・ボーナス払いも選択が可能です。

メンテナンスパックは、ホワイトパック・シルバーパック・ゴールドパックの3種類。

シルバー・ゴールドパックには車検・メンテナンス代も含まれており、自分に合ったプランが選べます。

最近では契約満了後に「車がもらえる9年リース」が追加され、利用できるプランがさらに増えました。

さまざまなプランの中から、自分にとって最適なプランを選びたい方はぜひチェックしてみてください。

最安料金月々8,580円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険
任意保険なし
取扱車種国産車ほぼすべての車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間3年・5年・7年・9年
運営会社コスモ石油株式会社

MOTAカーリースなら契約満了後は必ず車がもらえる

おすすめポイント
  • 契約満了後必ず車がもらえる
  • 走行距離制限がない
  • 提携先でのオイル交換・車検の費用が無料になるクーポン付き

MOTAカーリースは、7年・9年・11年など長期契約を基本としているのが特徴です。

契約満了時に追加料金なしで必ず車がもらえるため、マイカーのように長く乗り続けられます。

また、車の返却を前提としていないため、走行距離制限がないことも特徴です。

さらにカスタム自由で、契約満了時に修理費用を請求されることもありません。

提携先の整備工場で使える無料クーポンが付いているため、オイル交換や車検の費用を抑えられます。

走行距離制限がなく、リース終了後に車をもらいたいという方におすすめのカーリースです。

最安料金月々6,270円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険車検・オイル交換の無料クーポン付き
任意保険なし
取扱車種国産全メーカーの全車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間7年・9年・11年
運営会社株式会社MOTA(モータ)

リースナブルは中途解約でも違約金が発生しないから安心

おすすめポイント
  • 途中解約でも違約金が発生しない
  • 最安コースなら月額6,600円で車に乗れる
  • 在庫があればスピード納車が可能

リースナブルの大きな特徴は、契約途中でも好きなときに解約・買い取りできることです。

違約金は発生しないため、転勤や家族が増えたときも自由に解約できます。

契約期間は基本的に3年・5年ですが、一部の車種では契約満了時に車がもらえる9年プランが用意されています。

ボーナス払いに対応しており、ボーナス加算額を高めに設定する「最安コース」であれば、月額6,600円で利用可能です。

リースナブルには自社在庫があるので、ディーラーよりも納車が早いこともメリット。

月750kmまでの走行距離制限があるため、車の利用頻度が少なく、とにかく月々の支払いを安く抑えたいという方に向いています。

最安料金月々6,600円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険・車検
任意保険なし
取扱車種トヨタ・ダイハツ・スズキ・ホンダなど人気車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間3年・5年・9年
運営会社株式会社三和サービス

ENEOS 新車のサブスクはガソリン代がとてもお得

おすすめポイント
  • エネオスでの給油が割引に
  • 「のりかえプラン」なら無料で乗り換えOK
  • メンテナンス内容が充実

ENEOS 新車のサブスクは、ガソリンスタンドで有名なエネオスが提供しています。

「お客様サポートSS登録」に申し込むと、エネオスでの給油が5円/L割引になるのでお得です。

対象のクレジットカードを使用すればさらに割引が適用され、家族カードを所持する方も対象になります。

「のりかえプラン」を選べば、契約期間の3・4年目に別の新車に無料で乗り換えが可能です。

結婚や出産で家族が増えた場合も、ライフステージに合わせて利用し続けられます。

メンテナンスプランには現場応急対応やレッカーなどのサービスが付いているため、もしものときも安心です。

ニーズに合わせてプラン内容のカスタマイズも可能なので、相談しながら契約したい方にもおすすめできます。

最安料金月々20,680円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険・車検・メンテナンス費用
任意保険なし
取扱車種国内全メーカー・全車種
中古車の扱いなし
ボーナス払いなし
リース期間3年・5年・7年
運営会社ENEOS株式会社

オリックスカーリース・オンラインは契約期間が長いのが特徴

おすすめポイント
  • 契約年数が幅広く長期プランも充実
  • 7年以上のプランでは車がもらえる
  • オイル交換や車検の無料クーポン付き

レンタカーや中古車販売と幅広く手掛けているオリックス自動車株式会社のカーリースです。

国内では老舗のカーリースサービスで、国内全メーカーの新車に加え、中古車リースも取り扱っています。

オリックスカーリース・オンラインは、契約期間が長いのが特徴です。

7年以上のプランでは、契約満了後に車をそのままもらえます。

契約途中でも一定の年数が経過していれば、乗り換えや返却も可能なので安心です。

月額料金に車検・メンテナンス費用などは含まれていません。

その代わりに車検とオイル交換が無料になるクーポンが付いているため、車の維持費を抑えられます。

最安料金月々12,870円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険・車検代・メンテナンス費用
任意保険なし
取扱車種国内全メーカー・全車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間5年・7年・9年・11年
運営会社オリックス自動車株式会社

フラット7は国産全メーカーの軽自動車を扱うおすすめのカーリース

おすすめポイント
  • 国産全メーカーの軽自動車をラインナップ
  • 車検・自動車税・メンテナンス費用がコミコミ
  • 自分好みにカスタマイズ可能

フラット7は、自動車販売チェーン「オニキス」を展開するオートコミュニケーションズのカーリースです。

国産メーカーすべての軽自動車を扱っているため、豊富な選択肢の中から好きな車が選べます。

フラット7という名前の通り、主流の契約期間は7年。

車検・自動車税・メンテナンス費用がコミコミで、シンプルな料金設定が分かりやすいと好評です。

カーナビ・ETC・希望ナンバーなど豊富なオプションを用意しているため、自分好みにカスタマイズ可能です。

費用は分割払いに組み込むことができ、より快適なカーライフを叶えられます。

最安料金月々8,800円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険・車検代・メンテナンス費用
任意保険なし
取扱車種国産全メーカーの軽自動車
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間7年
運営会社株式会社オートコミュニケーションズ

SOMPOで乗ーるは輸入車のラインナップも豊富

おすすめポイント
  • 憧れの輸入車にも気軽に乗れる
  • 車を使わない間はカーシェアリングが可能
  • 専任担当者のサポートが充実

SOMPOで乗ーるは、SOMPOとDeNAが提供するカーリースです。

国産車だけでなく輸入車のラインナップも豊富で、色やグレードも購入と同じように自由に選べます。

カーリースでは珍しく、個人間でのカーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」を提供しているのも特徴です。

乗りたい人にシェアすることで使用料を受け取り、毎月のリース料を軽減できます。

また、SOMPOで乗ーるでは専任の担当者によるサポートが受けられます。

契約満了時までプロがしっかり対応してくれるため、車に詳しくない方も安心です。

最安料金月々13,640円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険
任意保険なし
取扱車種国内全メーカー・全車種、輸入車の一部の車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間1年~9年
運営会社株式会社DeNA SOMPO

カーコンカーリースは7年以上の契約で車がもらえる

おすすめポイント
  • 7年以上は「車がもらえる」プラン
  • 輸入中古車や福祉車両などラインナップが豊富
  • 最短14日で納車可能な即納車を用意

カーコンカーリースは、車の修理やメンテナンスなどで有名な「カーコンビニ倶楽部」が提供しています。

3年・5年は「のりかえプラン」、7年以上は車が「もらえるプラン」となっており、ライフスタイルに合わせて選択可能です。

カーコンカーリースは、電気自動車(EV)・輸入中古車・福祉車両・ミニカーなど多彩なラインナップを用意しています。

契約から最短14日で納車可能な即納車もあるので、お急ぎの方にもおすすめのカーリースです。

最安料金月々8,000円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険・車検・メンテナンス費用
任意保険なし
取扱車種国内全メーカー・全車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間3年・5年・7年・9年・11年
運営会社カーコンビニ倶楽部株式会社

NOREL by Gulliverは幅広いプランから好きな車を選べる

おすすめポイント
  • 3つのプランから選べる
  • 中古車プランのラインナップが豊富
  • 店舗にて手厚いサポートが受けられる

NOREL(ノレル)は、中古車買取で有名なGulliver(ガリバー)が提供するカーリースです。

NORELでは、以下3つのプランから選べます。

  • ノレルGO(30日単位のレンタカーサービス)
  • 中古車プラン
  • 新車プラン

業界大手ガリバーということだけあって、やはり中古車のラインナップが豊富です。

全国の在庫約10,000台から取り寄せ可能なので、中古車プランは特におすすめできます。

ガリバーの店舗は全国に約300店舗あり、トラブル時の代車サービスやメンテナンスなど手厚いサポートが受けられます。

さまざまなプランがあるため、店舗やLINEなどで気軽に相談してみましょう。

最安料金月々17,270円※新車プラン
料金に含まれる費用諸費用・税金・車検
任意保険なし
取扱車種国内全メーカー・全車種、輸入車(中古のみ)
中古車の扱いあり
ボーナス払いなし
リース期間1~9年
運営会社株式会社イドムカーステクノロジー

クルカは最低価格保証を保証するカーリース

おすすめポイント
  • 最低価格保証サービスを提供
  • 契約期間が3年以内のプランのみ
  • 車検不要で乗り換えがラク!

クルカは、レクサスやクラウンなど国産の人気車種を取り扱う新車カーリースです。

最低価格保証サービスを提供しているため、他社より高ければ相談して価格を下げてもらえます。

クルカは、3年以内の短期リースに特化しているのが特徴です。

つまり、クルカを利用している限り自分で車検を通す必要はありません。

転勤が多い方や短期間でテンポよく乗り換えしたい方にとっては、メリットの大きいカーリースといえるでしょう。

最安料金月々29,700円
料金に含まれる費用税金・自賠責保険・諸費用
任意保険なし
取扱車種国産車の一部
中古車の扱いなし
ボーナス払いなし
リース期間2年・3年
運営会社株式会社クルカ

ピタクルはライフステージの変化による途中解約の解約金が不要

おすすめポイント
  • ライフステージの変化で解約・乗り換えOK
  • 3種類のメンテナンスプランから選べる
  • すべてのプランにロードサービスが付帯

ピタクルは、カーリース業界大手の三菱オートリース株式会社が提供するサービスです。

大手だけあってサービスが充実しており、契約前の相談から契約満了までコンシェルジュが

しっかりサポートしてくれます。

中でも注目すべきポイントは、ライフステージの変化による中途解約金が一切かからないことです。

結婚・引っ越し・海外転勤などが対象となり、利用者にやさしいカーリースといえます。

メンテナンスプランはゴールド・シルバー・ホワイトの3種類あり、自分のニーズに合わせて選択可能です。

どのプランでもロードサービスが付帯しているため、もしもの事故のときに安心できるでしょう。

最安料金月々10,890円
料金に含まれる費用登録諸費用・税金・自賠責保険料・車検・メンテナンス費用
任意保険なし
取扱車種国産全メーカーの全車種
中古車の扱いあり
ボーナス払いあり
リース期間5年・7年・9年
運営会社三菱オートリース株式会社

自分にあったカーリースを比較して選ぶポイントを解説

カーリースを比較検討するうえで、着目すべきポイントは以下の5つです。

  • プラン・オプション内容
  • 契約方法(オープンエンドorクローズドエンド)
  • 車のラインナップ
  • 契約期間
  • 原状回復費用

ここまでランキング形式でカーリース会社をご紹介しましたが、数が多くサービスも多様化しています。

プラン内容・契約方法・契約期間など選び方のポイントを詳しく解説しますので、後悔しないカーリースを選びましょう。

カーリースで後悔しないためにプラン内容をチェック!

まず、カーリースのプラン内容をしっかり確認することが大切です。

月額料金に含まれる費用の内訳を把握しておきましょう。

カーリースの月額料金には、車両本体価格のほか以下のような車の維持費が含まれています。

  • 登録料
  • 税金
  • 保険料
  • 車検料
  • メンテナンス費用 など

任意保険やメンテナンス費用を含んでいないカーリースも多くあります。

その場合、費用は自分で負担しなければなりません。

月額料金が安くても、実費負担が大きくなるケースもあるので注意してください。

特にメンテナンス費用の内容は、カーリース会社によって大きく異なります。

消耗品の交換費用や点検費用など、自分にとって十分な内容かどうかきちんと確認しておきましょう。

オープンエンドorクローズドエンド?2つの契約方法を確認しよう

カーリースの契約方法は、オープンエンド方式・クローズドエンド方式の2種類です。

2つの契約方法の特徴を以下の表にまとめました。

オープンエンド方式クローズドエンド方式
残価の開示公開非公開
残価精算の責任契約者リース会社
残価設定契約者同意の上高く設定可能オープンエンド方式よりも低い傾向にある
残価精算必要不要
車の買い取り×

そもそも残価とは、契約終了時の車の価値、いわゆる「下取り価格」のことです。

カーリースには残価設定という仕組みがあり、車両価格からあらかじめ残価を差し引いて月額料金を設定しています。

オープンエンド方式では残価を公開し、残価を高く設定することで月額料金を安くすることが可能です。

しかし、契約満了時に設定していた金額よりも残価が低くなってしまった場合、精算時にその差額を支払う必要があります。

一方でクローズドエンド方式の場合、残価精算の責任はリース会社にあります。

オープンエンド方式よりも残価設定は低くなりがちですが、精算時に差額を支払う必要はありません。

2つの契約方法を比較してみると、月額料金を抑えるという面ではオープンエンド方式のほうが有利です。

しかし、残価精算のリスクを回避したいのであれば、クローズドエンド方式のほうが安心できるでしょう。

目的や利用シーンに合う車のラインナップで選ぶ

カーリース会社によって、選べる車の種類は異なります。

輸入車や車のグレード・カラーにこだわりたい方は、選択肢が豊富なカーリースがおすすめです。

具体的に乗りたい車種やメーカーが決まっている方は、あらかじめラインナップを確認しておきましょう。

特にこだわりがないのであれば、国内の主要自動車メーカーを取り扱うリース会社を選んでおけば問題ありません。

とにかく月額料金を安くしたいのであれば、中古車リースを利用する選択肢もあります。

カーリースは中途解約するとやばい!契約期間の選び方を解説

契約期間は、カーリース会社やプランによって異なります。

3年以内の短期契約も存在しますが、5年・7年・9年など長期契約になることがほとんどです。

一般的に契約期間が長いほど月額料金は安くなるため、月々の負担は抑えられます。

しかし、中途解約すると違約金が発生するケースがあります。

長期契約を安易に結んでしまうと、結婚・転勤などのライフプランの変化に対応できないこともあるので気をつけましょう。

中途解約のリスクを避けるなら、短期契約ができるカーリースが安心です。

一定期間経過していれば乗り換えられるプランを用意しているリース会社もあるので、長期契約に不安がある方は検討してみてください。

カーリースはやめとけといわれる理由は?返却時の原状回復費用に注意

カーリースは、基本的に車を原状回復して返却することが求められます。

原状回復とは、返却の際に車を元の状態に戻すことです。

傷や凹みがあれば修理が必要ですし、改造や付属品を取り付けた場合は取り外す必要があります。

原状回復費用は契約者が負担するのが一般的で、契約満了時にトラブルが起こりやすいため要注意です。

事故の修理代を払うリスクを回避するためには、カーリース専用の任意保険に加入しておくことをおすすめします。

任意保険はプランに組み込まれていることもありますが、別途加入手続きを行う場合が大半です。

また、長期契約であればリース満了時に車をもらえるプランもあります。

この場合は返却を前提としていないため、車のカスタムも自由です。

原状回復の必要がなく、その後も自分の車として乗り続けられます。

カーリースとは?仕組みを解説

カーリースは、一言でいうと月額料金を支払うことで好きな車に乗れるサービスです。

カーリースは「車のサブスク」ともいわれており、近年利用者が急増しています。

カーリース会社によって月額料金やプランが異なり、その仕組みは難しそうに思えます。

基本的な仕組みはどれも同じですので、カーリースについて理解を深めておきましょう。

ここでは、カーリースの審査やカーシェア・レンタカーとの違いについても解説します。

カーリースは毎月定額で好きな車に乗れるサービス

カーリースは、契約者の代わりにリース会社が車を購入するという仕組みです。

車の所有権はあくまでリース会社にあり、契約者はリース料金を支払うことで車を使用できます。

カーリースの月額料金は、「車両本体価格と維持費用を合算し、リース月数で割る」ことで算出します。

毎年の自動車税・自賠責保険料・車検・メンテナンス費用といった維持費が含まれるため、毎月一定額の支払いで済むのです。

基本的に頭金や初期費用が必要ないため、まとまった費用がなくても車に乗ることができます。

カーリースを利用するには審査が必要

カーリースを利用する際には審査が必要です。

カーリースは継続的に月額料金を支払うため、支払能力があるかどうかが判断されます。

審査通過のひとつの目安は、年収200万円以上です。

年収200万円以下でも、所有している資産や連帯保証人をつけることで審査通過の可能性が上がります。

なお、信用情報に支払遅延や自己破産、債務整理などの金融事故情報が記録されている場合は、審査に通りにくくなります。

心当たりがある方は、記録が消えるのを持ってから申し込むのがおすすめです。

カーシェア・レンタカーとの違いを解説

カーリース・カーシェア・レンタカーの違いを以下の表にまとめました。

カーリースカーシェアレンタカー
利用期間3・5・7・9年など長期間30分〜数時間半日〜数日
料金体系月額料金毎月の会費、利用時間や走行距離に応じた料金利用した時間(日数)
車選びの自由度好きなメーカー・車種在庫がある車種在庫がある車種
ナンバープレート一般的な車と同じ「わ」または「れ」「わ」または「れ」
利用できる時間24時間いつでも在庫があるとき在庫があるとき

好きな車に長期間、いつでも乗れる状態が良いという方はカーリースがおすすめです。

一時的にしか車を使わないという方は、カーシェアやレンタカーでも十分でしょう。

マイカーを購入するよりもお得?カーリースのメリットを紹介

カーリースには、車を一括購入する場合にはないメリットがたくさんあります。

  • 初期費用なしで新車に乗れる
  • トータルの支払い額がローンよりも安い
  • 車検・メンテナンス費用も定額化できる
  • 豊富な車種から好きな一台を選べる
  • 車選びから審査・納車までインターネットで完結
  • 契約期間中は手厚いサポートを受けられる
  • 乗り換え手続きが簡単

カーリースの具体的なメリットを確認し、理想のカーライフが実現できるか考えてみましょう!

初期費用なし!貯金ゼロでも新車に乗れる

カーリースは、基本的に頭金が必要ありません。

登録諸費用・税金などの初期費用は、月額料金に組み込まれていることがほとんどです。

車の購入にかかる初期費用は20〜40万円が目安となりますが、カーリースなら月額料金だけでカーライフを始められます。

金銭的な理由で車を諦めていた方はもちろん、貯金を切り崩すのが不安な方にも最適です。

トータルの支払い額がローンよりもカーリースの方が安い

カーリースとカーローンは、どちらも月々料金を支払う方法です。

しかし、カーローンには頭金が必要なことが多く、各種税金・保険料・車検・メンテナンス費用といった維持費はその都度支払う必要があります。

その点、カーリースは頭金・維持費も月々の支払い額に含まれているのがメリットです。

急な出費がないため家計管理がグッと楽になり、トータルの支払い額はローンよりも安く抑えられます。

カーローンで車を購入しようか迷っている方は、車がもらえるプランのカーリースを検討してみましょう。

車検・メンテナンス費用も定額化できる

新車の初回車検は購入から3年、その後は2年ごとが基本です。

車検費用の相場は6〜9万円程度で、ほかにもオイル交換・タイヤ交換やローテーションなどさまざまな維持費がかかります。

その点カーリースなら、月額料金に車検・メンテナンス費用を組み込むことが可能です。

カーリースにはさまざまなプランがあるため、維持費のほとんどを定額化することもできます。

まとまった出費の心配がなく、手続きや支払いの煩わしさがなくなるのも大きなメリットです。

豊富な車種から好きな一台を選べる

カーリースは、契約者が乗りたい車をリース会社が代わりに購入する仕組みです。

新車を一括購入するのと同じように、幅広い車種からグレード・カラーを選べます。

ナンバーも一般の自家用車と同じになるので、外見ではリース車であることが分かりません。

国内全メーカー・全車種を取り扱うカーリースであれば、さまざまな車種を一度に比較検討できます。

ディーラー巡りをする必要もなくなるため、時間に余裕がない方にも最適です。

車選びから審査・納車までインターネットで完結

車選びから審査・申し込みまで、オンライン上で完結できるカーリースがほとんどです。

公式サイトで料金シミュレーション、LINEやメールフォームで相談することもでき、自宅でじっくりと比較検討できます。

中には、納車時に自宅まで届けてくれるカーリースもあります。

車を購入する際に多くなりがちな店舗訪問が一切なく、インターネットだけでカーライフをスタートすることが可能です。

契約期間中は手厚いサポートを受けられる

カーリースは、契約期間中にさまざまなサポートを受けられるのがメリットです。

リース会社によってサポート内容は異なりますが、専任担当者による無料相談・ガソリン割引・ロードサービスなどが用意されています。

一般的に、カーリースは年単位など長期で契約することがほとんどです。

同じ車に長く乗ると、車両のトラブルが起こってしまうリスクは避けられません。

カーリースなら困ったことがあってもすぐに相談できるので、車に詳しくない方でも安心して利用できます。

カーリースなら乗り換え手続きが簡単

車を買い替える場合は、今まで乗っていた車を売るための業者を探したり、廃車手続きを行ったりと、さまざまな手間がかかります。

その点、カーリースは契約期間が終了したらリース会社にそのまま車を返却するだけで完了します。

面倒な手続きはすべてリース会社が行ってくれるため、スムーズに乗り換えができるのがメリットです。

カーリースの契約満了時は、再リース・乗り換え・返却不要などいくつかの選択肢があります。

ライフスタイルなどに照らし合わせながら、カーリースの契約プランを選びましょう。

カーリースはデメリットだらけ?知っておくべき特徴を解説

カーリースを利用する前に、デメリットもきちんと把握しておきましょう。

  • プランによって走行距離制限がある
  • カスタマイズ・ペット乗車不可など制約が多い
  • 一括購入に比べて割高になるケースがある
  • 中途解約すると解約金が発生する
  • 契約満了時に残価精算リスクがある

あらかじめデメリットを知っておけば、カーリースの選び方次第でリスクを回避できます。

それぞれのデメリットと対策について解説しますので、失敗しないカーリース選びに役立ててください。

プランによって走行距離制限がある

原則、カーリースでは走行距離に制限があります。

なぜなら、契約満了時の残価との差額が生じないようにするためです。

走行距離制限は、1ヵ月あたり1000〜1,500kmほどが一般的です。

制限をオーバーしていた場合、契約満了時に超過料金を支払う必要があります。

走行距離制限はリース会社によって異なるので、契約前に必ず確認しましょう。

中には、走行距離が無制限になるカーリースも存在します。

車がもらえるプランであれば、走行距離が無制限になることがほとんどです。

長距離を運転する方は、こちらも検討してみてください。

カスタマイズ・ペット乗車不可など制約が多い

カーリースでは、基本的に原状回復してから返却するのがルールです。

そのため、元に戻せないカスタマイズは行えません。

また、ペット同乗や喫煙などは清算時にトラブルとなることがあります。

車内の汚れやニオイは、査定額に大きく影響してしまうからです。

ペット同乗や喫煙は禁止ではありませんが、リース会社ごとにルールが違うので必ず確認しましょう。

カスタマイズや車の傷みなどを気にしたくない場合は、契約満了時に車がもらえるプランを選ぶのがおすすめです。

一括購入に比べて割高になるケースがある

契約満了後に車をもらえるプランと一括購入を比べると、カーリースのほうが割高になるケースがほとんどです。

ただし、カーリースでは初期費用がかからず、維持費にも大きな負担がありません。

面倒な手続きをすべて任せられることを考えると、メリットの方が大きいと感じる方もいます。

もしカーリースと購入のどちらにすべきか迷っているなら、公式サイトでそれぞれの料金をシミュレーションしてみましょう。

中途解約すると解約金が発生する

カーリースでは、中途解約が原則認められていません。

病気やケガ、海外転勤などやむを得ない事情がある場合でも、中途解約すると違約金が発生してしまいます。

中途解約のリスクを減らすには、家族構成の変化や転勤などを考慮して契約期間を決めましょう。

1〜3年以内の短期契約なら、中途解約のリスクを抑えやすいです。

また、一定期間が経過していたら乗り換えできるプランや、解約金がかからないカーリースも存在します。

契約満了時に残価精算リスクがある

オープンエンド方式でカーリースを契約した場合、契約満了時に車の市場価値が残価を下回ってしまうと、残価精算が発生することがあります。

オープンエンド方式は月々の支払いを低く抑えられるのがメリットですが、想定以上に高額な追加費用を請求されてしまうことがあるので注意してください。

対してクローズドエンド方式は、契約満了時に差額の支払いが発生しません。

カーリースがはじめてという方は、残価精算リスクがないクローズドエンド方式が安心です。

選ぶポイントを理解して自分に合ったカーリースを選ぼう

カーリースは、初期費用0円で新車に乗れる「車のサブスク」です。

車にかかる維持費も定額化でき、一括購入と同じように豊富なラインナップからお気に入りの1台が選べます。

もちろんデメリットもありますが、きちんと理解した上でカーリースを選べばリスクを抑えられます。

各リース会社の特徴、プラン内容や契約方法などをしっかり確認し、自分に合ったカーリースを選びましょう!

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