超初心者向け!自動車免許の「MT」と「AT」ってそもそも何?どう違うの?

自動車免許を持っていなくても、免許を持っている人同士の会話の中で、「MT」「AT」や「マニュアル」「オートマ」といった言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
今回は、それらがそもそも何なのか?どう違うのか?そして、自分はどちらの免許を取るべきなのか?という疑問にお答えします。

そもそも、「MT(マニュアル)」や「AT(オートマ)」は、自動車等に装備されている変速機の種類を表しています。
「MT」はManual Transmission(手動変速機)、「AT」はAutomatic Transmission(自動変速機)で、その名の通りMTが装備されている自動車=MT車では変速を手動で行い、ATが装備されている自動車=AT車では変速は自動で行われる、ということです。
自分で変速しなければならないので、一般にMT車のほうがAT車よりも運転が難しく、免許を取得するのも大変ということですね。

では、新しく自動車免許を取得しようとする人は、どういった基準でMTとATを選択すれば良いのでしょうか。AT車よりも運転が難しいMT車の免許をわざわざ取得するメリットとは何なのでしょうか。

それは主に以下の点にあります。
① 海外で車に乗る際にはMT車のほうが多い
例えば、仕事で海外出張が多い人などは、海外での運転に備えて取得した方が良いでしょう。

② MT免許がないと、トラックや農業用機械には乗ることができない
これも、仕事でトラックや農業用機械を使用する人は取得が必須になりますね。

逆に、以上の点を重要視しないのであれば、MT免許の方がAT免許よりも免許取得の費用が安く、また国内車の種類が圧倒的に多いという点からも、AT免許が一般に推奨されています。
ご自身の状況と照らし合わせて、どちらが適しているか一度考えてみると良いでしょう!