運転初心者のための基礎知識その1<運転時の姿勢>

こんにちは。
車を運転し始めた方、もしくは免許を取って間もない方にとって最初のドライブ、特に一人で車に乗ることはとても不安なことかもしれません。道路のルールやバック、駐車など不安要素は多岐にわたると思います。しかし、そんな中で見落としがちなのが運転席での姿勢です。この姿勢が悪いと、万が一の時に危険を回避できなかったり、長時間の運転で体に負担がかかってしまったりすることがあります。今回は、その見落としがちな運転時の姿勢について、正しいものをご紹介したいと思います!

 

■シートに隙間が出来ないように深く腰掛ける
たまに、より前面で視野を確保しようとして、シートに深く腰掛けずに身を乗り出す方を見かけますが、それは万が一の時にブレーキを踏む力が入らない、というような事態を引き起こしてしまいます。シートに深く腰掛け、シートスライドの位置の前後を調節しましょう。

 

■ヘッドレストの中央と耳の中央を合わせる
ヘッドレストの調節は多くの人が忘れがちな作業です。このヘッドレストは、追突された際にむち打ちになるのを防いでくれる、安全管理の上で非常に大切な部分です。忘れずに調節しましょう。

 

■肘と膝が軽く曲がるくらいの位置にシートとハンドルを調節する
ハンドルを握り、ペダルに足をかけた際に両肘、両膝が伸び切らずに、軽く曲がるくらいの位置にハンドルとシートがあるのが理想的です。ハンドルに関しては、肘が伸びってしまうと回す動作がしにくく、万が一の際に力が入りません。また、アクセル、ブレーキペダルに関しても膝が伸びている状態だとしっかりと力が入らず、力の調節もスムーズにいきません。

 

いかがでしたでしょうか。運転のテクニックはもちろん、こういった基礎的な部分から安全運転は始まります。みなさんも、教習の際、そして教習が終わった後も忘れずにいい姿勢をキープして運転を心がけましょう。いい姿勢は、安全運転だけでなく自身の疲労軽減にもつながりますよ!