雨の日の運転は一層注意を!

天気は雨。
こんな日はいつもなら自転車で行くような場所でも自動車を使いがちですよね?
自動車があれば雨に濡れることもありませんので非常に便利ですもの。

しかし、雨の日の運転というのはいつも以上に気をつけて運転をする必要があります!
今回は雨の日の運転において十分注意して欲しい点をいくつか紹介していこうと思います。
まず第一に、雨粒のために視界が悪くなります。
フロントガラスはワイパーで対処できてもサイドミラーやリアミラーは雨の影響を大きく受けます。
特に車線変更の場合などはいつも以上にしっかり確認してから行うようにしましょう。

そして雨の日は道路が非常に滑りやすくなっています。
普段のスピードでカーブに差し掛かってはスリップしてしまうかもしれないので、速度制限をしっかり守りカーブ手前では十分減速しましょう。

次に歩行者や自転車が傘をさしているために視野が狭くなっていることです。
傘で前が見えないままでも通行してくることがあることを念頭に置いた運転を心がけましょう。
たとえ理不尽な事故であっても事故を起こしてしまうと自動車の責任になってしまいます。
特に風が強い日は傘が風で煽られることで、歩行者や自転車がバランスを崩してしまうことがあります。
歩行者や自転車とは十分な距離を開けて走行するようにしましょう。

また、みなさんは「泥はね運転」という違反があることはご存知でしょうか?
よくアニメなどで自動車が水たまりを勢いよく通り過ぎたために人に泥水を勢いよくかけているシーンを見たことがあるのではないでしょうか?
実はあれは「泥はね運転」といって道路交通法で違反されている行為です。
歩行者の近くを通る時は水たまりを避けて通ったり、もし対向車の関係で水たまりの上を通らざるを得ない場合は速度を落として泥水を跳ね上げないように気をつけましょう。
歩行者や自転車の方への心遣いを忘れず運転しましょう。

いかがでしょうか?
首都高速道路株式会社の調べでは雨の日は一年の4%ほどであるのに雨の日の交通事故件数は総交通事故件数の17.6%を占めるそうです。
いかに雨の日の事故が多いかわかりますね。
十分注意して安全運転を心がけましょう。