高速教習ってどんな感じ?

まだ高速教習を体験していない方の中には、不安でいっぱいの方や楽しみで仕方ない方などさまざまな方がいらっしゃると思います。
そこで今回は高速教習とは一体どのようなものなのかを紹介しようと思います。

 

高速教習とは、技能第二段階にある項目で、みきわめでも検定でも見られることのない項目で、体験のような時間となります。
「高速走行の特性を知り、高速道路において安全に運転ができる」ようになることを目的としています。
この高速教習を受けるには、学科教程26「高速道路での運転」を受講していることが条件となりますのでご注意ください。
2時限使って行われる教習で、一般的に2人教習生混合で行われます。

 

実際の高速教習の流れをお話していきましょう。
教習所を出発した後にインターチェンジに向かいます。
インターチェンジには料金所があり、ここを通ればいよいよ高速道路へと入って行きます。
料金所では緑の一般ゲートと紫のETCゲートがありますので教官の指示に従ってどちらかを通過しましょう。

 

高速道路に入ると教習生にとって最も難関だと思われる高速道路本線への合流が待ち受けています。
なぜこの合流教習生にとって難関なのかと言いますと、合流するには教習生が今まで出したことのないようなスピードを出す必要があるからです。
一般道ではおそらく速くても時速60キロほどではないでしょうか?高速道路本線への合流には時速100キロぐらいスピードを出さなければなりません。
なかなか勇気が必要になるでしょうがスピードを出さないと逆に危ないので教官の指示に従ってアクセルを強く踏みましょう。
また、合流時には本線を走っている自動車の邪魔をしないよう合流するのも難しいため怖がる教習生は多いそうです。

 

しかし合流さえうまくいってしまえば、信号や歩行者がいない分運転するのが楽だという教習生が多いです。
前の自動車との車間距離に気をつけて運転しましょう。

 

いかがでしょうか?
初めての高速道路なので不安を感じる方が多くいると思います。
しかし大事なことはどんな時でも落ち着いて教官の指示に従うことです。
安全運転を心がけ、何が怒っても焦らないようにしましょう。