これから免許を取られる方は、自分がちゃんと運転できるのかどうか不安だと思います。
しかし、実際には、世の中の様々な人が車を運転できていますよね。
つまり車は年齢性別問わず、幅広くほとんど誰にでも運転できるような乗り物なのです。
しかし、「運転ができる」ことと、「運転が上手い」こととの間には、やはり違いがあります。
運転が上手い人もいれば、下手な人もいるということです。
それは生来もつセンスの部分もありますが、何をもってして「運転が上手い」といえるのかを知っているのといないのとでは、免許をとる過程での成長が変わってくるはずです。
筆者は正解がわからないまま、教官に怒られないことを最優先に教習を受けていたため、周りには「運転が下手だね」といわれるようになってしまいました。
皆さんは筆者のようにならないよう、
「運転が上手い」とはどういうことなのかをあらかじめ知っておきましょう。
「運転が上手い」とは、ずばり「安心できる運転」といえるでしょう。
1.車間距離をきちんととれている
車間距離が取れていないと、余裕のある運転ができません。
前の車の加速や減速に素早く反応しなくてはならなくなります。
事故を起こしやすくなるので、車間距離をはきちんと安定的に取りましょう。
2.「急発進」、「急ブレーキ」、「急加速」をしない
これは同乗者の乗り心地にもろに影響を及ぼしますね。
車酔いをしやすい人にとっては、いわゆる「首かっくん」が頻発する運転はたまったものではありません。
また、ほかの車にとっても、急な動きをする車は、動きを読みづらく、迷惑な運転とみなされてしまいます。
このような「急」の多い運転は、燃費も悪くなってしまう走り方であり、いいことがありませんね。
アクセルやブレーキは時間をかけてゆっくりと優しく踏み込んでいくのが基本です。
3.駐車がスムーズ
やはり、駐車は運転技術の醍醐味であり、運転のうまさを図るうえで、ここを特に見ている人は多いでしょう。
なぜなら、駐車は、「車体感覚」をきちんと身に着けていなければ上手くできないからです。
操作と車体の動きの関係が、理屈でなく感覚的にわかっていないと、複雑な動きを限られたスペースの中で行わなければならない「駐車」は、スムーズにはいきません。
また、教習では駐車はそこまで重視されず何度も納得のいくまで練習することはあまりないのです。
教習では、車体感覚を身に着けることを意識して運転してみましょう。
また、車間距離や「首かっくん」現象にも敏感に対応していきましょう。