普通車の種類

車に詳しくない人の中には車の種類を言われてもどのような形の車なのか想像がつかないことも多いかと思います。

今回はセダン、ワンボックス、クーペ、SUV、ミニバン、ステーションワゴン、ハッチバックについて紹介していきます。

セダンとは教習所で使われていることが最も多い種類です。ですのでみなさんもすぐに形は想像がつくかと思います。
その特徴は通常4ドアでトランクルームが独立していることです。正確には、ボンネット・車室・トランクの3つの部分にわかれている3ボックスカーのことを指します。

これに対し、ワンボックスとはボンネットもトランクもなく車室だけのボックスカーを指します。ワンボックスカーは大人数を乗せることが可能で、エンジンを床下に設置することで、ボンネットの部分をなくすことに成功した車と言えます。

クーペとはフランス語の「切られた」という意味のcoupéから来ています。
速く走ることを目的としていて、スポーツカーに取り入れられている形と言えば想像がつくのではないでしょうか。ほとんどが2ドアで2人乗りを想定しているので、家庭向きの車ではないかもしれません。

SUVはスポーツユーティリティビークルの略称です。名前の通り多目的スポーツ用の車で、4WDの車が多くなっています。オフロードでも走りやすい工夫が施されており、アウトドアアクティビティが好きな方にはピッタリの車かもしれません。

ミニバンは近年、名前を聞くことが非常に多くなったのではないでしょうか。
以前はワンボックスと呼ばれていたミニバンですが、ミニバンにはボンネットがあり、最近では区別して呼ばれています。
ミニバンといえば3列シートの7~10人乗りの大型の車で、今日本でかなり人気の出てきている種類と言えます。
大家族でも乗ることができますし、家族がそれほど多くない場合には荷物を積める容量も増えますし、キャンプなどのアウトドアにももってこいの車です。

ステーションワゴンとはセダンのトランク部分を上に押し上げ、車室と一体化した車です。ボンネットと車室からなる2ボックスカーとなっています。
セダン同様の静粛性や走行性能を保ちつつ、さらに荷物の載積スペースがセダンより大きくなっているのが特徴と言えます。

最後はハッチバックです。
ハッチバックとはトランク部分に跳ね上げドアが付いているタイプの車です。一部横開きのトランクドアもあります。
ヨーロッパでは最も多く見られる形の車です。
車体もセダンやステーションワゴンに比べてコンパクトであることが多く、運転しやすいのも特徴と言えます。

以上で車の種類の紹介を終わります。これらの紹介がいつかお役に立てると幸いです。