大学生になると、「就活シーズンまでには運転免許を取らないと…」という声が聞こえはじめるようです。

就職活動で必須となる『履歴書』には資格について記入するところもありますから、運転免許を持っていると、その欄に「普通自動車運転免許」という記入ができるようになります。

就職活動を始めるまでに、運転免許がある必要はないようですが、「遅くても卒業までには取っておいて」と人事担当者から言われることはあるようです。

中には、運転をどの程度しているのかについてまで聞かれることもあるようで…

では、一体どうしてこのように遅くとも就職するまでに運転免許を取得している必要があるのでしょうか。

今回は、この点についてご説明していきたいと思います。

 

就職をすると、実は業務をこなすうえで車に乗って移動することが多くなります。

運送業や建設業、運転手などの業務と、車の運転の関わりが強い業界はもちろんですが、営業などでも必要になることはご存知でしょうか？

いわゆる「外回り営業」では、実は多くの方が自動車で移動を行っているのです。

これは、特にメーカーなどの場合はパンフレットやサンプルなどの持ち運ぶ量が多く、電車で移動するには荷物の移動が難しいからではないかと言われています。

また、電車でのアクセスに優れた都心部ならまだしも、駅の少ないところへ迅速に移動するためには、車が欠かせないケースもありますよね。

こういったケースに対応するために、多くの職種で車の運転が求められるのです。

仕事とは関係ないところになりますが、接待の機会にも車の運転が欠かせないことがあります。

仕事の付き合いでゴルフやバーベキューに行くとなれば、車での運転が中心になるのです。

このとき免許がないからと言って運転を避け、先輩に気を使わせてしまうのでは、勝手が悪くなるケースもあるかもしれませんよね。

こういったことを避けて、行動範囲を広げるためにも、車の運転はできた方が良いのです。

いかがでしたか？

社会人の方で再就職を目指している免許を持っていない方はもちろん、大学生の方も、参考になれば幸いです。