高速道路を使いこなすために

車を長距離にわたって運転するときに、高速道路を利用することはよくあることでしょう。

しかし、車の運転を始めたばかりの人にとって、高速道路の利用はとても不安に感じるものです。

今回は、そんな高速道路のポイントを紹介していきます。

高速道路は、首都高速・阪神高速・名古屋高速などの大都市の都市高速道路は分岐点や出入り口が複雑になっているため、難しく思われますが、東名・名神高速や中国自動車道などの都市と都市を結ぶ都市間高速だと、分岐点は限られた位置にしかないので慣れれば問題ありません。

高速道路は、一般道路で気になる歩行者や自転車もいませんし、走行速度が一般道路よりも速いだけです。
そのため、空いている状態であれば、一般道路よりも走りやすいと感じる人は多いでしょう。

では、高速道路を利用する際の注意点とは、どのようなことなのでしょうか。

まずは、ガソリンとタイヤの確認です。

高速道路で起こるトラブルの多くは、ガス欠とタイヤの異常です。

高速道路では、燃費が良くなりますが、時間当たりの燃料の消費量は多くなります。

高速道路に乗る直前には、燃料が半分以上は入っているか確認しましょう。

また、タイヤの空気圧が適正値よりも低い値の場合、タイヤの破裂などの危険性があります。

次は、速度感覚が鈍くなることです。

高速道路は、全ての車が高速で走っています。そのため、時速100kmで走っていても、周りが同じ速度で走っているので、一般道路を走っているのと同じ感覚に陥ってしまうこともあるでしょう。

しかし、実際には時速100kmで走っているので、同じ時間でも進む距離は長くなります。

そのため、ブレーキをかけてから車が止まるまでの距離は自然と長くなってしまいます。このような感覚の狂いは、高速道路を降りた後でも続いてしまいます。そのままの感覚で走り続けるのは危険なので、しばらくの間はスピードメーターを確認しながら走りましょう。

最後は、ルートの確認です。

高速道路、特に都市高速では、分岐点や出入り口が多く、複雑です。

そのため、高速道路を利用する際には、自分の走る路線名や分岐している場所、方面などをあらかじめ調べておくようにしましょう。

高速道路は、一般道路に比べて標識と分岐点の距離が短くなっています。

間違った分岐点に入らないためにも確認しておくべきでしょう。

高速道路は、慣れるととても便利なものです。

高速道路を有効活用して、遠出しませんか?