セルフ式の給油に自信はありますか?

近年、セルフ式を採用しているガソリンスタンドが増えてきています。皆さんは、セルフ式の給油に自信はありますか?
ここでは、そんなセルフ式のガソリンスタンドで困らないためのポイントを紹介していきます。

セルフ式のガソリンスタンドは、従来のスタンドとは違い、窓ふきやボンネットを開けてオイルやラジエーター液などの点検をしてもらえません。
しかし、ガソリンの値段は1リットルあたり2~4円ほど安くなっています。そのため、慣れてしまえばかなり有り難いものではないでしょうか。

では、セルフ式のガソリンスタンドで気を付けるポイントは何でしょうか。

まずは、静電気です。
私たちの体には静電気が溜まっています。この静電気を体外へ放出する前に給油作業を行ってしまうと、静電気の火花がガソリンに引火する恐れがあります。
大体は、触れることによって静電気を逃がす場所が用意されています。それを利用してください。もしも、そういったものが用意されていなければ、車のボディなどの金属部分に触れて静電気を取り除いてください。

次は、燃料の入れ間違いです。
ガソリンエンジン車にはガソリンを、ディーゼルエンジン車には軽油を入れるようにしましょう。燃料が違うとエンジンが壊れてしまったり、事故の原因になったりします。
ここで注意してもらいたいのが、軽自動車にはガソリンを入れることです。
入れる燃料がわからず、不安であれば、車の取り扱い説明書や車検証を確認しましょう。

最後は、安全で正しい給油を再確認することです。
給油口のキャップは、必ずゆっくりとつまみを持って回してください。
この時にシューと音がする場合は、音が鳴り止むまで待つようにしましょう。そのまま開けてしまえば、タンク内と外の圧力差によって気化ガスが噴出してしまう恐れがあります。
給油ノズルは、確実に止まるところまで挿入し、給油レバーをいっぱいに引いて給油しましょう。自動的に止まるまで給油し、それ以上は給油しないようにしましょう。

もし、給油の仕方に不安があるのであれば、スタッフに教えてもらうようにしましょう。
必ず一人は常駐しているはずです。

以上が、セルフ式のガソリンスタンドを利用する際の注意点です。
機会があれば、一度チャレンジしてみてください。