外が暗い時の運転について。交通事故の対策や注意点をご紹介!

こんにちは、マジオドライバーズスクール多摩校です。

もうすぐ8月もおわり、秋がどんどん近付く時期になりました。実際はまだまだ暑いのでもう少し夏が続きそうな気もしますが、秋ならではの景色や涼しい季節が今から待ち遠しいですよね。

 

さて、既にご存じの方もいるかもしれませんが、9月から冬の間は交通事故が増加する時期なんです。これを読んでいる方の中には、「夏の方が人通りも多いから、その時期の方が交通事故も多くなる」と思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

交通事故が多くなる理由は「日照時間の減少」。日が沈むと周囲が見えにくくなるので、運転手だけではなく歩行者にとっても危険な状態になってしまうのです。数値で表すと、暗い時間帯に起きる事故件数は、昼間の約4倍。外の明るさが変わるだけで、こんなに事故が起こりやすくなってしまうのです。

そこで今回は、これからの季節に備え、暗い時の運転と歩行時に注意することについてまとめていこうと思います!

 

暗い時に事故が増える原因は?

視覚情報

暗い時に交通事故が増加する原因の一つとして日照時間の減少を挙げましたが、日照時間の影響で、視覚情報が減少してしまうことも原因です。

「日が沈んで、外が真っ暗になったらライトを付けて運転すればいい」、と思う方がほとんどかもしれませんが、ライトで照らすことができる範囲にも限りがあります。

そのため、歩行者や障害物の発見については、日中と比べるとどうしても反応が遅くなってしまうのです。

 

運転スピード

また、案外見落としがちな原因が”スピードの出しすぎ”です。夜間は車の走行数が少なくなるうえ、周りの景色も見えにくくなります。そのため、運転のスピードも上がりがちになるのです。

ちなみに、視界が悪い時は実際のスピードよりも遅く感じてしまうので、「少し遅すぎるかな?」と感じるくらいのスピードが案外ちょうどいいかもしれません!

このように、夜間の運転はただでさえ視界が悪くとても危険です。歩行者や障害物を発見した時に早めに対応できるよう、余裕を持った運転をするようにしておくよう心がけましょう!

 

グレア減少にもご注意を!

歩行者やスピードはもちろんですが、実はもう一つ注意してほしいものがあります。

それが「グレア現象」というものです。

グレア現象は、対向車と自分の車のヘッドライトが重なり合うことでお互いの光が反射し合い、車と車の間にいる歩行者などが見えなくなってしまう現象です。

また、これを歩行者側から見た時、ヘッドライト自体は自身へ照らされているため、車側からも自分が見えているように思えます。しかしながら、グレア現象は車同士の光が重なり合っている状態なので、運転手が歩行者を視認することは難しいのです。

 

事故を防ぐためにできること

ここまでお話ししたとおり、暗い時は様々な原因によって、交通事故の発生率が上がってしまいます。

そんな中、予防策として徹底すべきことは「無茶をしないこと」と「注意を怠らないこと」です。

 

「用事があって急ぐ時は、余裕を持って出かける」、「スピードメーターを定期的に確認する」

などの対策を取り、運転中も安全な速度を十分に保つことが大切です。

 

また、”暗い時”に限った話ではありませんが、前を走る車と十分な車間距離を取るようにしましょう。

車間距離があれば、もしもの時に素早く対処できますよね。

 

そして、自分が歩行者側の時は反射材などを利用して、運転手に自分の存在を知らせるようにすることも重要です。

反射材を身に付けていれば、通常の2倍以上手前で認識してもらえるため、お互いが安心できます。

運転者と歩行者はお互いに気を付けて、事故を防ぐことができるようにしましょう♪

 

おわりに

以上が、暗い時の運転に注意することのまとめでした!

これからどんどん日照時間が短くなり始めます。事故はいつ起こるか分からないので、日ごろから安全運転を心がけておきましょう。

 

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