フロントガラスが凍結した!霜とりで視界を確保する方法を紹介

都心であっても、季節によっては気温が下がってフロントガラスが凍ってしまう場合があります。フロントガラスが凍ってしまうと、十分な視野の確保ができなくなって事故を起こす可能性が高くなってしまうので注意が必要です。
そこで本記事では、フロントガラスに付いた水分が凍ってしまう原因や、実際に凍ってしまった場合の対応方法について説明します。

 

フロントガラスが凍結する原因とは?

フロントガラスが凍結する原因は、以下の2つです。

1.夜間の放射冷却でフロントガラスが氷点下になる

2.氷点下になったフロントガラスに水分が付着して凍結する

どちらも気温が下がることが原因となるものですが、放射冷却や水の性質について知っておくと、より詳しくフロントガラスの凍結について理解を深められます。
ここからは、フロントガラスが凍ってしまう原因について掘り下げて説明します。

夜間の放射冷却でフロントガラスが氷点下になる

フロントガラスが凍ってしまうという現象は、放射冷却という特殊な気象条件によって起こります。多くの人は気温が下がればフロントガラスが凍結すると考えがちです。しかし、気温が低いにも関わらずフロントガラスが凍結していないこともあります。また、気温がそこまで低くないのにフロントガラスが凍結していることもあります。放射冷却は、夜になって地面に蓄えられていた熱が上空へ逃げ出すことで、地表の温度が急激に下がる現象のことです。そのため、雲が多い日は地表から逃げた熱を反射させるため放射冷却が起こりにくくなっていますが、雲が少ない晴れた日は、地面に蓄えられていた熱が空へ上昇しやすいため、放射冷却が起こりやすくなります。この現象が起こると、空気に含まれた水分が一気に冷やされるため、フロントガラスが結露してしまうのです。

氷点下になったフロントガラスに水分が付着して凍結する

地面の熱が空に逃げることによって空気中の水分が冷やされたとしても、フロントガラス自体の温度が下がっていなければ、フロントガラスが凍結することはありません。
しかし、屋外の駐車スペースに車を停めているなど、氷点下になったフロントガラスに空気に含まれた水分が付きやすい状態になっていると、フロントガラス触れた水分が凍って、視野を阻害してしまうのです。

 

フロントガラスの凍結を解消させる方法とは?

朝の忙しい時間にフロントガラスが凍結していると、すぐに出発できなくなるため焦ってしまいます。なるべく早く出発するためには、効率よくフロントガラスの凍結を解消させなければなりません。
ここからは、フロントガラス凍結を解消させる方法について説明します。

解氷スプレーを吹きかける

解氷スプレーは、フロントガラスにスプレーを吹きかけるだけで凍結を解消できるお手軽なアイテムです。スプレーに含まれている化学物質が強力に氷を溶かしていくため、時間をかけることなく視界を確保できるようになります。

アルコールと水を混ぜて吹きかける

アルコールの凝固点が低いことを利用して、フロントガラスの氷を溶かす方法もあります。水1に対してアルコールを2の割合で混ぜ合わせた液体をフロントガラス拭きかけることによって、解氷スプレーと同等の効果が得られるのです。

暖機運転で霜が取れるのを待つ

自宅に解氷スプレーもアルコールも無いという人は、早めにエンジンをつけて車内の暖房を最大にしておくことで、フロントガラスの氷が溶けるのを待つという方法もあります。時間やガソリン代、環境のことを考えるとあまり好ましくありませんが、方法の1つとして覚えておきましょう。

熱湯をかけるのは厳禁

氷に高い温度のお湯をかければ、早く溶けると考える人も多いです。しかし、フロントガラスに熱湯をかけると、熱膨張によりガラスが割れてしまう可能性があるため非常に危険です。

 

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当校、マジオドライバーズスクール多摩校では、気象条件の悪い場合の対処方法についても、分かりやすく説明しています。
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まとめ

ご紹介したように、フロントガラスの凍結には、適切な対処をすることで安全な視野を確保できます。不安定な気象条件でも安心して運転できる技術を身につけたいという人は、マジオドライバーズスクール多摩校をぜひお選びください。また、日野で運転免許の取得を考えている方も、マジオドライバーズスクール多摩校へ!