トンネルは通常の走行路とは違った環境になっているため、特に注意すべき点を意識しながら運転することが大切です。
本記事では、トンネル内で起こる特徴的な現象や、そのような特殊な環境でも安全に走行するためのポイントについて説明します。
トンネルで起こる特徴的な現象とは?
トンネル内では通常の道路では起こらないような現象が発生するため、特に注意して走行する必要があります。
ここからは、トンネル内で起こる特徴的な現象について説明します。
明順応と暗順応
暗いトンネルから出て急激に明るくなったり、外からトンネルに入るときに急激に暗くなっても、人の目は明順応や暗順応によって、明るさや暗さに対応できるようになっています。しかし、明るさの変化に対応できるようになるには時間がかかります。さらに、年齢を重ねるとともに、変化に対応するために要する時間が長くなってしまうのです。そのため、明るさの変化に対応できず視野が悪くなった状態でしばらく運転することになり、トンネル内では事故が起こりやすくなってしまいます。
とはいえ、突然視野が悪くなったからといって急ブレーキをかけると、後続の車に追突されるリスクが高くなるため、ライトを点けてからトンネルに入ったり、適切なタイミングでサングラスを着脱したりするといった対策が必要です。
視覚吸引作用
トンネル内を走行していて壁にぶつかりそうだと感じると、壁から離れようと隣の車線に目線が行きます。このとき、無意識に目線の方へ近づいてしまう視覚吸引作用が働いて、運転する車も隣の車線に近づいてしまい、接触事故を起こしやすくなるのです。
追従静止視界
前の車と同じ速度で走っていると、お互いの車が停車しているような錯覚に陥る追従静止視界という現象を体験することがあります。この場合、前の車がスピードを落としても気づくのが遅れて追突してしまう危険性があるのです。
トンネルで安全に運転するためのポイント
トンネルで安全に運転するためには、以下の4つのポイントを意識して走行することが大切です。
1.一定の速度を保って走行する
2.ライトを点灯して走行する
3.車間距離を十分確保する
4.車線変更は避ける
ここからは、トンネルで安全に運転するためのポイントついて説明します。
1.一定の速度を保って走行する
1つ目は一定の速度を保って走行することです。トンネルに入ると急激に暗くなるため、速度が落ちてしまいがちです。特に高速道路になると急激な減速は追突事故を引き起こしかねないため、速度に注意して走行することが大切です。
2.ライトを点灯して走行する
2つ目はライトを点灯して走行することです。トンネル内は外よりも暗くなっているため、視認性を良くするためでもありますが、前後の車に自分の車の存在をアピールすることで、事故防止することにもつながります。
3.車間距離を十分確保する
3つ目は車間距離を十分確保することです。トンネル内に入ると急激に暗くなるため、前の車が速度を落としていたり、道路が下り坂になっていることに気づかず思った以上にスピードが出ていることがあります。車間距離が短いと追突事故を引き起こしかねませんので注意が必要です。
4.車線変更は避ける
4つ目は車線変更を避けることです。トンネル内では前の車のスピードが遅くなり車線変更したくなる気持ちになってしまうこともあります。しかし、トンネル内で進路変更するときに無灯火で走る車に気づかず事故を起こしてしまう可能性が高くなります。ですので、できるだけトンネル内では車線変更をしない方が安全です。
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ご紹介したように、トンネル内では通常の道路では起こらないような現象を体験することがあるため、安全に走行するためにはそれらを理解した上で予防的な運転をする必要があります。
当校、マジオドライバーズスクール多摩校では、通常の道路の運転方法のみではなく、トンネル内を安全に走行する方法や高速道路でトンネルを走行する方法など、特殊な条件でも安全に運転できる方法を教えることができます。
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まとめ
トンネル内を安全に走行するために注意すべきポイントを理解して、事故を起こさないような運転をすることが大切です。
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