車のバッテリーが上がる原因は何?上がってしまった場合の対処法もあわせて解説

通勤や買い物、レジャーなど、今や車は私たちの生活に欠かせない移動手段となっています。しかし、車での移動にあたって不安なのが故障やトラブル。中でも、車のバッテリー上がりによるトラブルは多く見られ、実際に経験された方も多いでしょう。

では、バッテリーはどんな場合に上がってしまうのでしょうか。この記事では、車のバッテリー上がりについて、原因や対処法をご紹介します。

 

バッテリー上がりで考えられる5つの原因

車のバッテリー上がりの原因は、大きく「電力の消費」「充電不足」「バッテリーの寿命」という3つに分けられます。では、これらはどのような場合に起こるのでしょうか。ここからは、バッテリー上がりの具体的原因を5つご紹介します。

ライトを消し忘れていた

エンジンを停止した後に車のライトを消し忘れていた場合、バッテリーは電力を消費してしまい、上がってしまう可能性があります。とくにヘッドライトの場合は消費電力が多いため、数時間でバッテリー上がりを起こすこともあります。一方、室内灯は消費電力が少ないので、すぐにバッテリーが上がる可能性は低いですが、長時間つけたままにしておくと危険です。車を降りる際には、必ずライトが消えていることを確認しましょう。

停止時にエアコンを使いすぎた

車は、エンジンがかかっているときには発電機が作動し、電力を搭載装置に供給しますが、エンジンが停止しているときには発電機は動かず、バッテリーから電力を供給します。そのため、エンジン停止時に車載装置を使用しすぎると、バッテリーの充電がなくなり、バッテリー上がりを起こしてしまうのです。中でもエアコンは、大きな電力を消費するため注意が必要です。エンジン停止時には、エアコンをはじめとした電力を消費する装置を使用しすぎないようにしましょう。

車をしばらく動かしていない

車を動かしていない場合であっても、バッテリーの電力は消費されています。これは自然放電というもので、少しずつではありますが、バッテリーに蓄えた電力が放電されてしまう現象です。車に頻繁に乗る場合は、都度バッテリーが充電されるので問題ないですが、長期間乗らない場合には、自然放電により充電がなくなり、バッテリーが上がってしまうこともあります。あまり車に乗らない方は、気をつけておきましょう。

バッテリーの寿命が近い

車のバッテリーには寿命があります。寿命が近くなったバッテリーは、今までのように電気を十分に蓄えられなくなり、電力の使いすぎや充電不足でなくても、バッテリー上がりを起こしやすくなってしまいます。そのため、車に乗るうえで定期的なバッテリー交換は必須です。2~3年を目安にバッテリー交換を行いましょう。

バッテリー液が冷えている

バッテリーは冬場に上がりやすいと言われます。なぜなら、バッテリー液は寒さに弱く、温度が低いと性能が落ちてしまうためです。さらに、バッテリーが古くなっている場合には、バッテリー上がりの可能性がより高くなってしまいます。寒い地域ではとくに、カバーをしたり雪かきをしたりと、バッテリーを冷やさないよう工夫しておきましょう。

 

バッテリーが上がってしまったときの対処法

では、バッテリーが上がってしまった場合にはどうすればいいのでしょうか。ここからはバッテリー上がりの対処法を3つご紹介します。

ブースターケーブルで救援車とバッテリーをつなぐ

救援車があるのなら、ブースターケーブルを使用することでバッテリー上がりを解消できます。この場合は、車同士のバッテリーをケーブルでつなぎ、バッテリーを充電します。手順は難しくはないですが、くれぐれもつなぎ方や機器の扱いには注意しましょう。また、近年増えているハイブリッド車を救援車にするのはNGです。ハイブリッド車側の電気系統が故障してしまう可能性があります。

ジャンプスターターにつなぐ

バッテリー上がりに対応できる機器は、ジャンプスターターが挙げられます。これは、電気を蓄えられるバッテリーのような機器であり、バッテリー上がりを起こした車のバッテリーにつなぐだけで、バッテリーを復旧できます。ジャンプスターターには、業務用の大きなものから携帯用の小さなものまであるので、1つ持っておくと安心です。

ロードサービスを呼ぶ

ロードサービスを呼ぶのも、バッテリー上がりへの対処法の1つ。JAFや自動車保険では、緊急時の駆けつけサービスが設定されており、プロによる処置を受けられます。しかし、ロードサービスの到着までは時間がかかることがあり、場合によっては費用がかかる可能性もあります。

 

多摩で教習所をお探しの方はマジオドライバーズスクール多摩校へ

車に乗るうえで、故障は不安要素の1つですが、きちんとした知識を持っておけば、故障の防止や対処を行えます。このような知識をしっかりと学びながら免許を取得するなら、マジオドライバーズスクール多摩校へお越しください。

当校は、満足度97.5%を誇るドライバーズスクールです。親しみやすいインストラクターとオンラインでの学習システム、整った環境により、免許取得を目指す皆さまをしっかりとサポートします。多摩センター駅から14分の京王線「百草園駅」北口より徒歩2分と、多摩からのアクセスは良好です。さらに、各地から無料送迎バスも運行しています。

また、当校はペーパードライバーの方用のコースや短期で卒業できるコースなど、コース展開が豊富なのも特徴です。ライフスタイルに合わせた通学が叶います。無料体験教習も行っているので、免許取得をお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

 

まとめ

ご紹介したように、バッテリー上がりは車の乗り方を注意することで防止できます。そして、バッテリーに負担をかける乗り方をしないためには、車に関する正しい知識が必要です。

マジオドライバーズスクール多摩校では、バッテリーに関することはもちろん、正しい車の知識について丁寧に教えています。多摩で運転免許の取得を考えている方は、ぜひマジオドライバーズスクール多摩校へお越しください!