運転免許の取得を考えている人にとって、学科試験の合格率や出題傾向は気になってしまうものではないでしょうか。今回、運転免許試験について合格率や出題傾向、合格のポイントをまとめてみました。
運転免許の取得を考えている方は是非参考にしてください。
運転免許の取得に必要な学科試験
運転免許を取得するために必ず合格しなければならない学科試験が2つあります。それは仮免許学科試験と本免許試験です。以下では2つの学科試験について詳しくご説明します。
・仮免許学科試験
仮免許前効果測定と技能試験を合格した後に受ける試験です。
問題は全部50問の○×形式で基礎的な交通ルールなどから出題されます。
45点以上が合格ラインです。
仮免許学科試験を受ける前に効果測定といわれる試験に似た問題や過去問を受けることができます。効果測定で演習を受けておくことで仮免許学科試験の合格率をあげることができます。
仮免許学科試験に落ちてしまった場合は2000円~3000円程度の受験料を払って再度試験を受けることができます。
再試験は教習所によって異なるので事前に確認しておきましょう。
・本免許学科試験
教習所の卒業試験を終えてから運転免許センターで本免許学科試験を受けることになります。
○×問題90問とイラスト問題5問となります。仮免許学科試験と同様90点以上が合格ラインです。
仮に本免許学科試験に落ちた場合は2000円前後の受験料を払って再度受験することができます。しかし、受験料などは運転免許センターによって異なるので事前に確認しておきましょう。
それぞれの学科試験の出題傾向
学科試験の合格ラインが分かった後に気になるのがそれぞれの学科試験の出題傾向です。ここでは仮免許学科試験・本免許学科試験それぞれの出題傾向についてご説明いたします。
・仮免許学科試験
すべて選択式問題で記述式の問題はありません。
学科試験は50問ほどで制限時間は30分です。
学科試験は都道府県ごとに作成されるため地域によって出題傾向が異なります。都会の場合は交通事情や二輪車の運転に関する問題が多く出題される傾向にあります。
○出題される問題
・標識や標示の見方
通行止め・追い越し禁止などが代表的な標識は交通規制などを示す標示板で本標識・補助標識に分かれます。
本標識は規制標識・指示標識・警戒標識・案内標識の4種類。以下では本標識についてご紹介します。
規制標識…車両や歩行者に対して通行の禁止や制限などの規制を行います。
指示標識…交通に関して必要な地点の指示を行います。
警戒標識…前もって危険や注意すべき状況を知らせることで必要な減速と注意深い運転を要求する標識です。
案内標識…道路利用者に目的地や通過地への方向・距離を示します。
また、補助標識とは本標識の下に取り付けられており、本標識の内容を補足する役割があります。
試験ではこうした標識の見方に関する問題が出題されます。
・本免許学科試験
仮免許学科試験同様、選択式問題となり、記述式問題はありません。
学科試験は95問で制限時間は50分です。
本免許学科試験にはイラストによる危険予測問題が必ず5問出題されます。
1問につき、(1)・(2)・(3)の3つの問です。
ここで注意しなければならないのが問いの3つを正解しなければならないということ。3つすべて正解であれば2点の得点となり、この2点は合格点を左右されるもっとも重要な問題となってきます。
○出題される問題
仮免許学科試験よりもさらに出題範囲が広がります。
学科試験問題は国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」の中から出題されます。道路交通法や道路標識などの路上を走るために必要な知識を試すものです。
筆記試験の難易度や合格するためのポイント
筆記試験の内容についてご紹介しましたが、実際の難易度はどれくらいなのでしょうか。
警察庁交通局の運転免許統計によると平成29年の受験者265万4286人に対して200万8301人合格しています。約75%という結果です。
3人に1人は試験に落ちているということになるのでしっかりとした準備のうえで試験を受けるようにしましょう。
以下では筆記試験に合格するためのポイントをご紹介します。
○合格するためのポイント
・問題に慣れること
たくさん問題を解き続けるのが有効です。
学科試験では出題される問題にはややこしい表現のものも多く、これに対応できるだけ問題数をこなしてさまざまな言い回しに慣れておきましょう。
特に過去問を解いておくことが大切です。
・あせらずゆっくりと問題を解く
やはり制限時間があると焦って問題を読み流してしまいがち。
50分で95問を解くと時間は余るので1つ1つの問題をじっくりと考えて解いていくことがおすすめです。
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まとめ
運転免許の取得では実技ばかり優先させて学科を後回しにしがちな人が多いのではないでしょうか?しかし学科試験に合格しなければ免許を取得することはできません。
教習所での実技試験と学科試験どちらも対策をとるようにしましょう。