車にかかる年間の維持費は?自動車学校が丁寧に解説します!

「車の購入を検討しているけど、年間に必要な維持費は?」
「車の維持費にはどのような種類があるの?」
このように、車の維持費はいくらかかってどんな種類があるのか詳しく知らないですよね。
今回は、自動車学校が年間の維持費を丁寧に解説していきます!

 

□車の維持費

車の維持費は、主に「税金」「保険関係」「メンテナンス費」「走行に必要な費用」の4種類に分類できます。
次に、この4種類の具体的な中身についてご紹介していきます。

 

*税金

車の維持費にかかる税金は重量税と(軽)自動車税の2つに分けることができます。
重量税は車の重さによって金額が異なり、車検と新規登録時に納めます。
ただし、中古車は次の車検時まで免除されます。
また、エコカーの場合は免税や減税の措置を取っていることがあります。
自動車税は毎月4月に通知が届き、排気量によって金額が異なります。
普通自動車は数万円程度で、軽自動車は普通自動車の約3分の1の税金がかかります。
重量税と同様に、中古車は3月末まで支払いが免除されます。
エコカーは免除措置を受けることができます。
また、登録から約数十年程度の車は税金が15%増しです。
乗り続ける期間が長いのは税金面では不利です。

 

*保険関係

車の維持費には保険関係が大半を占めています。
保険には自賠責保険と任意保険があります。
自賠責保険は全ての車が加入することが義務付けられています。
自賠責保険は事故での人身補償のみで、金額に上限があります。
自賠責保険は車検の際、数年分をまとめて支払います。
一方、任意保険は自賠責保険ではカバーできない部分を補償します。
任意保険は自由に選択できるため、人によって金額はバラバラです。
事故率が高い20、60代の人は金額が高騰します。
また、加害事故が多い大型車も高くなる傾向があります。

 

*走行に必要な費用

車を走らせるためには駐車場代やガソリン代、高速道路の通行料が必要です。
駐車場代には月に数千円の費用が必要です。
ガソリン代や高速の通行料は車の走行頻度によりますが、合わせると月数万円必要です。

 

*メンテナンス料

メンテナンス料は車の修理費やパーツ交換にかかる費用を指します。
車検は数年に一回と頻度が少なく、車検だけでは不十分です。
定期的にタイヤやエンジンオイルなどの交換が必要です。

 

□まとめ

年間でかかってくる維持費をご紹介しました。
車を検討する際は、維持費を含めた金額を想定しておきましょう。
また、維持費をうまく抑えることも可能です。
ぜひ、車の維持費を抑えて日々のカーライフを楽しみましょう!