「教習所で縦列駐車の方法を学んだけど、コツが掴めなかった…。」
「路上と教習所内では違うから難しい。」
教習所を卒業した後に車を運転し、縦列駐車が上手くできずに悩む方が多くいらっしゃいます。
今回は、このようなお悩みをお持ち方に向けて、駐車のコツについてお話しいたします。
□教習所内と路上の違い
教習所のコースでの駐車よりも、路上での駐車の方が難しいと感じる理由があります。
*理由1:路上にポールがない
一般に教習所では「ポール」を基準にして、ハンドルを回すタイミングを教えられます。
しかしながら、実際の路上では基準になるポールが無いため、自らで基準にするもの探す必要があります。
*理由2:緊張感が異なる
また、教習所では助手席にいる教官からタイミングやアドバイスを教えてもらえます。
しかしながら実際の路上では助手席に教官はおらず、周りには車や人が沢山居るので緊張感が高まります。
□縦列駐車の段取り
「ポール」のない路上での縦列駐車の段取りがあります。
縦列駐車は次の1〜4段階を踏みます。
*1段階
1mの間隔を空け、自分の車と隣の車のリアバンパーの位置を揃えて停めます。
また、駐車する場所が自分の車の1.5倍以上の広さがあることを確認してください。
*2段階
停まった状態でハンドルを左に全て切ります。
そして、運転席から見て一番奥の歩道側の角と車が一直線上になるまで下がります。
*3段階
同一直線上になりましたら、タイヤをまっすぐにします。
そして、右側の後輪が白線の近くまで来たら停車します。
この際に、前の車との車間距離と左方向のフロントバンパーの位置を確認します。
*4段階
ハンドルを右に全て切り、車が車道と平行になるまで下がります。
平行になったらハンドルを元の位置に戻します。
そして、後ろの車との車間距離を確認しながらゆっくりと下がります。
□まとめ
今回は、縦列駐車の段取りとそのコツについてお話しいたしました。
実際の路上では、教習所で習う方法を応用する必要があります。
自動車の教習所をお探しの方は、ぜひご連絡ください。