「教習所に入ってからの流れを知りたい。」
「早く免許が欲しいからスムーズに卒業したい!」
初めて自動車学校に通う際、流れがわからず不安に思う気持ちや、卒業に向けて焦る気持ちを覚えることでしょう。
今回は、初めて自動車学校に通う人に向けて、入校後から免許の取得までの流れを解説いたします。
□入校後から免許の取得まで
教習には「学科教習」と「技能教習」の2種類あります。
「学科教習」は、50分の授業で前半に授業に関するビデオを観ます。
そして、後半にテキストに沿って学科試験に関する補足や重要箇所を指導員が教えます。
「技能教習」は、50分の授業で指導員から基本的な運転の技術を実践形式で教わります。
*第一段階
10時限の学科教習と、ATは12時限、MTは15時限の技能教習を第一段階で行います。
学科教習は運転者の心得や法令が主たる内容です。
技能教習では、運転の手法を教習所のコースで学びます。
*第一段階のみきわめ・学科試験
ここでは「効果測定→修了検定→学科試験」の手順を踏みます。
「効果測定」とは、学科教習の効果を測るための模擬試験のことです。
多くの教習所は、50点中45点の合格点を2回取らなければ学科試験を受験させません。
また修了検定は減点方式を用いており、100点中70点以上で合格です。
*第二段階
16時限の学科教習と19時限の技能教習が第二段階です。
安全な運転に関する知識が学科教習の内容です。
技能教習では第一段階を基に教習所の外に出て運転します。
*卒業検定
教習所の卒業検定では学科試験は行われず、みきわめのみを行います。
つまり、みきわめの合格を以って自動車学校の卒業です。
しかしながら多くの教習所は、卒業検定を受験するには本免許試験の合格点である100点中90点以上を効果測定にて2回取ることを条件にしています。
*本免許試験
自動車学校の卒業から1年以内に籍のある都道府県の運転免許試験場に赴き、試験を受験しなければなりません。
合格点は第二段階の効果測定と同様です。
□まとめ
今回は、初めて自動車学校に通う人に向けて、入校後から免許の取得までを解説いたしました。
学科は問題集や教科書の復習を行うことで合格に近づきます。
そして、技能では手順を繰り返し頭の中で思い出し、教習中に実践することでみきわめの合格に近づきます。
自動車学校をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。