【免許取得者100人に聞きました!】運転してみて改めて思った、教習所で教えて欲しかったこんなこと

車の免許を取ったのはいいけれど、「高速道路の運転は人に代わってもらう」とか、「雪道は怖いので、スキー場には行かない」、「あおられるのが怖くて、追い越すことができない」など、運転に不安や苦手意識を持つ人は少なくありません。
そこで、車の免許を取った方に「教習所でこんなことも教えて欲しかった」という内容のアンケートを実施しました。
これから免許取得をお考えの方は、「車を運転する」とはどういうことなのか、免許を取得して実際に運転しはじめたときに遭遇する問題をイメージし、しっかり教習を受ける必要性について考えてみましょう。

Q. 運転してみて改めて「教習所で教えて欲しかった」と思ったことはなんですか?

1位:雪道の走り方 38%
2位:ガソリンスタンドの使い方 22%
3位:合流、追い越しのやり方 15%
4位:ハザードランプ、パッシングによる合図 7%
5位:その他 6%
6位:左ハンドルの車の運転方法 6%
7位:駐車・車庫入れ 3%
8位: 特にない 3%

 

1位:雪道の走り方

・雪道を初めて走ったとき、信号で止まれず前の車にぶつかりそうになってヒヤッとした。

・東京在住なので、雪が積もる日は年に数回なので雪道走行はよくわかりません。
是非教習所で教えていただきたい。

・積雪の中運転した時ブレーキやシフトレバー操作の使い方に戸惑ったので、教習所で習いたかったと思いました。

 

雪道でいつものようにブレーキを踏むと、タイヤが滑ってしまい、思わぬ事故につながることにもなりかねません。
雪道での運転テクニックをはじめ、チェーンの巻き方なども知らない方が多いかもしれませんね。
あまり雪が降らない地域に住んでいる方や雪道に慣れていない方など、全体の4割近くの方が、雪道の運転について不安があるという結果でした。

 

2位:ガソリンスタンドの使い方

・初めてセルフのガソリンスタンドを利用した時にタンクを開けるボタンや給油機の使い方がわからずもたついてしまったから。

・どのように入ってどのように対応されるのか全く指導がなかったので、最初は慌ててしまった。

・ガソリン車に乗る限りガソリンスタンドは絶対使うものなので、軽くでも良いから教習所で使い方を教えるべきだと思う。

 

1,2度経験すればわかることなのですが、初めてガソリンスタンドに行く場合には、どの辺に車を止めて、どんな手順を踏めばよいかがわからず、戸惑った方がいらっしゃいます。
また、近年はガソリンスタンドが減少傾向にあり、その分、セルフスタンドが増えているので、セルフでの給油の手順については、予め知っておきたかったという感想を持たれた方も多いようですね。

 

3位:合流、追い越しのやり方

・教習場はそれほど広くなかったので、追い越しのやり方はカリキュラムに入っていませんでした。

・合流が苦手なので、あらかじめわかっている場合は、遠回りしても避けてしまいます。急いでいる時など、通ってみようかなと思う時もあるのですが、恐くて合流できないため。

・やはり、合流や追い越しは難しいです。上手く合流できずにいると後ろからあおってくる車もいるし、追い越そうと思ったら横から寄ってくる車もあるので、こわいです。

 

追い越しや合流が難しい、苦手なので、教習所でもっと教えて欲しかったと感じている方が結構いらっしゃいますね。
昨今、あおり運転による事故やトラブルも問題になっているので、追い越しや合流の仕方に不安を感じる方も増えているのかもしれません。
おかしな追い越し方や車線変更、合流をして、周囲の車の迷惑にならないようにしたいですね。

まとめ

実際に運転しはじめた方でも、さまざまな不安や失敗を経験し、「こんなことを教習所で教えて欲しかった」と思われています。
ご紹介した内容のほかに、道路交通法にはない、ドライバー同士の暗黙の了解的なハザードランプやパッシング合図の意味なども教えて欲しかったというもいらっしゃいました。
また、海外出張のため左ハンドルの車の運転方法を教わりたかったという方や曇ったフロントガラスの対処の仕方、タイヤ交換の仕方を教えて欲しかったなどの回答もありました。
一口に車の運転といっても、さまざまな場面で必要になるテクニックや知識が、多くあるわけです。
これから免許の取得を考えている方や免許は持っているが、しばらく自動車を運転しておらず、運転を再開することに不安のあるという方は、教習所でしっかり運転テクニックと知識を身につけてください。