初心者マークを付ける意味、付けるべき場所とは?|自動車教習所が解説

「初心者マークを付ける意味とは?」

このように考えていらっしゃる方はいらっしゃいませんか。
初心運転者標識、別名初心者マークや若葉マークと呼ばれるこの標識は、普通運転免許を取得してから1年の間自動車に表示しなければならないものです。
この初心者マークを表示する義務に関することは、道路交通法第71条に定められています。
つまり、正式な交通ルールのひとつなのです。

□初心者マークの意味は?

初心者マークを付けることで、路上に出たときに周りのドライバーに運転初心者であることを認知してもらえます。
運転初心者だと知ってもらうと、スピードが少し遅い場合や、車線変更のときや合流のときになかなか動き出せなかったとしても、まだ運転経験が浅いんだなと理解してもらえます。
周りも気を遣ってくれるので、事故やトラブルを起こすことを防ぐことができます。
運転初心者にとっては安心できる大切な表示ですので、忘れずに付けるようにしましょう。
また、初心者マークは所持している車だけではなく、レンタカーを借りた場合にも表示しなければなりません。
初心者マークは、卒業のときに配布してくれる自動車学校もあります。
ネット通販や店頭でも購入することができるので、いずれかの方法で手に入れましょう。

□初心者マークをつける場所は?

もちろん、初心者マークは自動車の見えやすいところに付ける必要があります。
自動車の前と後ろ両方の地上0.4メートル以上、1.2メートル以下の位置に表示することが決められています。
後部であればは吸盤タイプの初心者マークをつけることも可能ですし、一般的なマグネットタイプを使用することもできます。
しかし、前はマグネットタイプのものしか付けてはいけないことになっています。
吸盤タイプのものを使用しないようにしましょう。
前方からも後ろからも、他のドライバーが見えやすいように表示することがなにより大切です。

□最後に

今回は、自動車の初心者マークについてご紹介しました!
初心者マークの役割、付けるべき場所を知っていただけたと思います。
初心者マークは運転初心者のうちに安全運転を続けるために重要なものなので、位置をしっかり確認して付けるようにしましょう。