「自動車の運転って難しそう。」
「普段から不注意なことがあるから自動車の運転に向いていない。」
自動車学校に通っている中でも、こんな風に思っている方は多いと思います。
今日はそんな方へ技能教習を受けるときや試験を受けるときに気を付けるとよいポイントを紹介します。
□標識を覚える
自動車を運転する際に重要なことの一つが標識の確認です。
どのくらいのスピードで走るのか、どこで止まるかについては、標識を確認してから決めていきます。
しかし、自動車を運転していると標識が見えるのはほんの数秒、といった瞬間があります。
そのようなとき、標識の意味をすぐに思い出せるようにしておかないとその意味が分からないまま運転することになります。
標識の意味を思い出すことに集中しながら運転することは大変危険です。
また、標識に書かれたことを守らずに運転することも事故の原因になります。
そのため、標識は見てすぐにその意味が分かるようにしっかり覚えてください。
□周りをよく見る
運転中はよく周りを見てください。
まず、運転前にミラーがちゃんと見えるか、後ろに大きな荷物が無いかなど、しっかりと視界を確保しましょう。
運転中は前にばかり集中してしまう人がいます。
しかし、前ばかり見ていると横からの歩行者や車が見えず、事故の原因となってしまいます。
このようなことを防ぐため、運転中は常に周りをよく見て情報を取り込んでおくことが重要です。
□教官の話をしっかり聞く
教習中に、教官は安全運転のためのアドバイスをしてくれますが、そのアドバイスはよく聞いておきましょう。
そして、次に同じような場面になったときにアドバイスを実際に運転に活かしてみましょう。
これにより、運転の技術がより向上すると思います。
また、自動車学校の外に出て教習を受けていると、教官が技能試験についての話をしてくれる場合もあります。
そのような情報も覚えておくと、試験の時にきっと役に立つでしょう。
□動作を体に染み付かせる
このポイントは特にマニュアル車を運転される方にとって重要です。
ギアを変えるための動作は初めは慣れません。
そのため、動きがぎこちなくなり、危険な運転に繋がることが多いです。
まずは、ゆっくりとしたスピードで動作を身体に覚えさせてからスピードを出すようにすることで、スムーズに動作を行えるようになります。
□最後に
運転技術を上達させるには、練習を繰り返すほかありません。
しかし、どのような点を意識するかによって上達のスピードは大きく変わります。
上達しなければならないことを意識しながら教習を受けてみてください。