自動車教習所が解説!ハザードランプの使い方とは?

自動車免許取得を考えている方や初心者ドライバーの方の中で、「ハザードランプ」について知っている方は少ないのではないでしょうか。
しかし、これは仕方がないことです。

というのも最近では、ベテランドライバーでも、ハザードランプの使い方についてあまり知らないように感じるからです。
それぐらいハザードランプへの認識が低いのだと考えられます。

そこで今回は、ハザードランプの使い方について説明いたします。

□ハザードランプとは?

ハザードランプは、正式には「非常点滅表示灯」と言います。
ハザードランプを点けると言うのは、車の前後左右についている方向指示器を同時に点滅させることです。
車によって場所は異なりますが、一般的には、運転席と助手席の間にある赤いハザードスイッチで操作をします。

主な目的としては、緊急停止などの緊急事態を周囲に知らせるために使用します。

□ハザードランプの使い方

ハザードランプは、先ほど説明した通り、主に緊急停止などの緊急時に、周囲の車にその旨を知らせる目的で使用されます。
しかし、ハザードランプには、その目的以外の使い方もあります。

ここでは2つご紹介します。

*バック駐車する時
デパートや立体駐車場などの駐車スペースにバックで車を止める時に使用されます。
意味合いとしては「今からここでバック駐車をするので、少しの間お待ちください。」ということを周囲の車に伝える目的です。

*お礼をする時
車を運転していると、「車線変更したいのになかなかできない」「店の駐車場から道路に合流したいのに道が開かない...」という場面に遭遇することがあると思います。
しかしこのような時に、私達に道を譲ってくれる優しいドライバーも存在します。
そのような方にお礼の気持ちを込めて、ハザードランプを点灯する場合もあります。

□最後に

今回の説明でハザードランプについて少しでもご理解頂ければ幸いです。
ぜひ、今後の車生活に活用してみてくださいね。