運転中のパッシングの3つの意味!多摩の自動車学校が説明します!

みなさん、「パッシング」という言葉を聞いたことはありますか?
「パッシングとは非難をするという意味」と思われる方が多いのではないでしょうか。

しかし、ここでいう「パッシング」とは車を運転している時に使われる言葉のことを指します。
今回はそんな「パッシング」について見ていきたいと思います。

□パッシングとは

運転時に使われる「パッシング」とは、自動車のライトを何回かハイビームにすることを指します。
ハイビームは、夜間走行時に点けるヘッドライトの一種で、前方を照らすために使われます。
ヘッドライトを点けるレバーを前にするとハイビーム、そのままの状態にするとロービームになります。

□パッシングの目的

運転中にパッシングをする目的は様々あります。
今回は、その中でもよく使われるものを3つ紹介します。

*「道を譲ってください」の意味
よく使われる目的としては「道を譲ってください」という意味があります。
前方の車が遅い、もしくは後方にいる車が焦っている時に、前方の車に向かって「私(後方車)は先に行きたいので道を譲ってください」という意味を持って使われることがあります。

*感謝の意味
周囲の車が道を譲ってくれた時などに感謝の意味を込めてパッシングを行うことがあります。
この場合、何度も行うと迷惑なってしまうかもしれないので、パッシングは1回にしておきましょう。

ここで気をつけておきたいことは、運転中に感謝を表す動作がたくさんあることです。
クラクションを鳴らす場合やハザードランプをつける場合、簡単な会釈など、地域や人によって異なりますので、その場や状況に合った方法で感謝を伝えましょう。

*注意喚起の意味
走行中に相手の車、主に対向車に対して注意喚起を行う意味で、パッシングが使われることがあります。
対向車が向かう方向に「警察の取り締まりがある」「動物がいる」「落下物がある」などの時に相手に注意を促します。

□終わりに

今回は運転中のパッシングについてご紹介しました。
パッシングには様々な意味があるので、ぜひ覚えておいてくださいね。