自主経路って何するの?東京の自動車学校が解説します

無事に仮免許を取得し、一般道にも慣れた頃に行うのが、自主経路設定です。
何をするか簡単に説明すると、自分で走る道を設定してから走ることです。

普段の教習では、教官に指示された通りに道を走行すれば、何の問題もないですよね。
しかし、いつも道を教えてくれる教官が指示してくれないと思うと、不安になりませんか?

それでは、自主経路設定の目的とやり方について詳しく見ていきましょう。

■自主経路設定の目的は主体性を持つこと

自主経路設定は、自主的に経路を設定し、他の交通に気を配りながら主体的な運転ができるようにすることを目的に行います。

自動車学校では、隣にいる教官が道を指定し、曲がる箇所や車線変更のタイミングなどを指示してくれます。
しかし免許をとってからは、主体的に運転しなければいけません。

目的地までの経路がわからないと、道を探すことに気をとられ、他の車や歩行者に迷惑をかけてしまいます。
危険な運転をしないためにも、事前に調べることがとても大切です。

■経路の設定の仕方

まず運転に慣れていない方は、道のわかりやすさや走りやすさなどを考慮し、自分の技量に合った道を選ぶことが大切です。
必ずしも最短ルートが走りやすい道ではないので、注意しましょう。

次に、目標物を決めておくことも重要です。
交差点名や信号の数、目印となる建物は、地図を見ればあらかじめ分かります。

また、「この表示が見えたら行き過ぎている」というように本来の道の周辺の景色も頭に入れておくと、間違った際に引き返すことが可能です。

教習所によっては、あらかじめ指定されたルートを覚えて走行するケースも多いですが、この目標物の設定は必須です。
主体的な運転をできるよう心がけましょう。

自主経路設定の理解が深められましたか?
運転免許を取得して、実際に車を運転することになれば、全て自分の判断で運転をしなければなりません。
自動車学校で運転を学んでいる最中に、できるだけ自分一人で主体的に運転している様子をイメージしてみてくださいね。