東京の自動車学校が解説!車の税金について

車の購入を検討中の方、車にも税金がかかってくることはご存知でしょうか?
車の購入時には、車自体の値段や保険の加入代などでお金が必要になるのは知っている方も多いかもしれませんが、車の税金、自動車税についてはあまり詳しくない方も多いのではないでしょうか。
今回は、車にかかる税金について解説します。

まず、普通車と軽自動車によって、課せられる税金は異なり、自動車税と軽自動車税の2つに分けられます。
自動車税は都道府県が徴収する税金であるのに対し、軽自動車は市町村が徴収する税金です。

そしてそれぞれの税金は、毎年4月1日にその時点での車の所有者に課せられます。
その料金は、自家用なのか営業用なのかによって異なるのですが、自家用車の場合は、普通車は総排気量によって税額が決まります。
総排気量が1リットル以下で29,500円、それ以上の場合は一定量に応じて高くなり、MAXでは111,000円までかかる可能性もあります。

一方で、軽自動車の場合は、総排気量に関係なく、一律で10,800円です。
軽自動車税は、自動車税に比べると安いですが、それでも毎年課せられる税金と思うと軽視することもできないですよね。

また、仮に車を誰かに譲渡、または廃棄して実際に所有していなくても、所有者登録を解除していなければ、税金は支払わなければならないので、無駄な税金を支払わないためにも十分に注意しておくことが必要です。

最近人気となっているハイブリッドカーなどの環境への負荷が少ないエコカーは減税の対象となっています。
燃費基準の達成具合によってその減税額も異なります。最大で75%まで減税されることもあり、エコカーへの注目が高まっています。

ここまでで説明した自動車税・軽自動車税も他の税金と同様、期日までに支払わなければ脱税とみなされ、延滞金がかかるなどの罰則が設けられています。
車を購入する際には、あらかじめ車にかかる税金についての知識もしっかり持っておくと困らずに済むことでしょう。