東京の自動車学校が解説!「燃費が良い」車とはどんな車?

テレビのCMなどでよく「燃費」って言葉、耳にしませんか?
「燃費が良い」車など言われていますが、燃費についてあまりよくご存知でない方も多いのではないでしょうか。

燃費の意味についてしっかりと理解しておけば、これからの運転や新車選びの方法もこれまでとは変わったものになるかもしれません。そこで今回は、「燃費」について分かりやすく解説します。

《そもそも燃費とは?》

まず初めに、燃費とは、1リットルの燃料あたりに走ることができる距離のことを言います。
つまり、ある一定の量の燃料で車が走れる距離が大きければ大きいほど、燃費の値は大きくなります。

そのため、「燃費が良い」車というのは、燃料、すなわちガソリンの消費効率が良いため、他の車に比べてガソリン代が安いということになります。
また、燃費が良ければ少ないガソリン量で長い距離を走ることができるので、排気量も少なくなりCO2の排出量が減り、環境への負荷を軽減することになるため、燃費の良い車は「エコカー」とも呼ばれます。

《エコカーは減税される!》

燃費の良い車は、ガソリン代が安くなるだけでなく、環境への負荷の小さいエコカーでもあるため、自動車税の減税対象にもなります。排気量で一定の基準を越えることができれば、最大で75%まで減税されることができます。

《燃費は何で決まる?》

燃費の良し悪しというのは、基本的には車の性能によって決まります。
最近では、環境への影響を考えた車というのが多く販売されているため、最近の新車は燃費が良いことが多いです。ハイブリッドカーもその一つになります。

また、車の性能の他にも燃費に影響を与える要因として、車のコンディション、運転の仕方、走行場所などがあります。
タイヤの空気圧やエンジンなどのメンテナンスができていない、急発進・急ブレーキが多い、坂道の運転といった場合ですと、車の燃費は悪くなります。

燃費の意味についてはご理解いただけたでしょうか。
ガソリン代や環境への負荷を抑えたり、減税ができたりと燃費が良い車に越したことはないですよね。燃費を意識した車の運転やメンテナンスをおすすめします。