修了検定をクリアするポイント|東京の自動車学校がご紹介

修了検定を目の前にした皆さん、第1段階はあと一息ですね。
教習所での初めての実技試験ということで、緊張も大きいのではないかと思います。
そこで今回は、修了検定をクリアするためのポイントをご紹介します。

●検定形式

修了検定は、100点から減点方式で採点され、検定の終了時点で70点以上残っていれば合格となります。

検定中には、速度指定や坂道発進、S字クランクの走行などの課題が課されます。

●減点項目

以下に、よく減点されやすい項目を挙げます。なお、具体的に減点される点数を公開すると、計算に気を取られて検定に集中できなくなる恐れがあるので、公開していません。

・合図、安全確認の欠如:緊張のために忘れることが多いです。ウインカーの消し忘れを含みます。
・逆行(小/中):坂道発進の際に、0.3メートル以上逆行してしまうと減点されます。
・エンスト:MT車に多い減点です。
・徐行違反:右左折など、徐行場所で徐行しないと減点になります。
・脱輪(小/中):S字クランクで多発する減点です。

●中止項目

減点ではなく、犯してしまった時点で検定中止となる項目があります。
以下にその代表例をいくつか挙げます。

・一時不停止:踏切や標識など。停止線を超えた場合も含まれてしまいます。
・進行妨害:優先道路を走行する他の車の進行を妨害してはいけません。
・発信不能:MT車のエンストが4回を超えると中止になります。
・信号無視:特に前に車がいる場合に注意しましょう。
・脱輪(大):脱輪後、そのまま1.5メートル以上進んでしまったときのことです。

特に多いのがS字クランクでの脱輪(大)による中止です。脱輪してしまったら、直ちに停止して後退し、コースに戻るようにしましょう。脱輪しても検定員は教えてくれないので、自分の意思でしっかりとやり直すことが重要です。

●まとめ

以上、修了検定の形式及び減点項目・中止項目の一部をご紹介しました。
いずれも今までの教習で学んだことばかりだと思います。
落ち着いて教習の成果を発揮し、第2段階の路上教習に臨みましょう。