自動車教習所を卒業したことが、運転免許を取得したことと同じではないことはご存知でしょうか。
運転免許を取得するためには、四つ目の試験に合格することが必要なのです。
それがどのようなものかを見ていきましょう。
●運転免許証発行のための学科試験
他の三つの試験と異なる点は、受験においてその自動車教習所の場所は関係がないということです。既に自動車教習所は卒業しており、受験はご自身の住民票がある免許センターにて行うことになります。
都道府県によって受験日と問題の内容は異なります。
基本的にいつ受けてもよいのですが、自動車教習所を卒業して1年以上が経過し卒業証明書が無効になってしまいますと、受験日からさかのぼって3か月以内に5日以上一般道路で運転の練習をしていることが受験の条件になりますので、自動車教習所卒業後すぐに受験されることおすすめいたします。
自動車教習所での最後の試験である路上での実技試験の合格時に渡される卒業証明書の他に、受験には仮運転免許証が必要になります。
制限時間は50分・問題数は90問・100点満点で合格には90点以上が必要になります。
仮運転免許証の時と同様に大変な印象はあるかもしれませんが、回答の形式は○か×の二択ですし、出てくる問題のほとんどは過去に出た問題と同じですので対策した上で受験することは可能です。
仮運転免許証取得の前に受ける試験よりも、試験時の規則や制限が懸隔に設定されていますので、やましいことをせず正々堂々と受験しましょう。
これに合格すると諸手続きや説明があった後、めでたく運転免許証を受け取ることができます。
◎最後にアドバイス
今回は、自動車教習所における試験の種類や特徴についてご紹介しました。
試験の存在を前もって知っておくだけでも不安は軽減できると思います。
教習中の教官のアドバイスなどから「このようなことを試験で見られるのだろうな」「自分はここを注意すべきなのだろうな」ということを把握し、一回ごとの練習がそのための貴重な準備であるという気持ちで臨めば、上達も速いですしきっと結果にもつながりますので、自信を持ってください!