免許を取るにはいくつの検定を受けるの?教習所での最初の試験はいつ?

「免許を取得するためにどんな試験を受けなければならないのだろうか?」
このような心配をされている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、免許を取得するために受けることになる試験にどのようなものがあるのかと、最初の試験についてご紹介します。

教習所の課程のことをあまりご存知ないという方は、他の記事でも詳しく紹介しておりますので、まずはそちらをお読みください。

◎試験の種類

多くの車種において、免許を取得するためには四種類の試験を受けることになります。

実際に免許証が発行されるよりも前に『仮運転免許証(かうんてんりめんきょしょう)』というものがあります。

仮運転免許証は仮免・仮免許などと呼ばれることもあり、実際の道路で車を運転するために一時的に持つことになります。

仮運転免許証と運転免許証を取得するために学科の試験と実技(運転)の試験をそれぞれ受けて合格する必要があります。

●運転免許証取得のための技能試験(修了検定)

自動車教習所内のコースで一定の時間以上の運転の練習を行い、指導教官が問題ないと判断すると受けられる最初の試験です。

教習所内の指定されたコースを自分で考えて周り、基本的な動きがマスターできているか、あるいは抜けがないかをチェックされることになります。

採点は減点法でミスが多すぎると不合格になります。かなり厳しく、一度大きなミスとみなされる失敗をしてしまう、あるいは危険と判断して指導教官に運転中止の操作を行うと、その時点で即不合格となってしまうこともあります。
なお、この試験では指導教官の他にも次に乗車する方が後部座席に待機されていることがあります。

不合格になったことのショックだけでなく、気まずさも抱えてしまうかもしれない試験なのです。実際の運転では命を預かっているわけですから、厳しいのは致し方のないことです。

◎最後に

今回は、運転免許を取得するのに必要な試験の種類と最初の試験についてご紹介しました。

他の試験については別の記事で詳しく紹介しておりますので、そちらも参考にしていただけますと幸いです。