自動車学校のカリキュラム|第一段階終了後編

前回の記事では教習の第一段階でどのようなことをしているのかについて詳しくお伝えいたしました。

今回は、その課程が終わった後にどうなるのかについて引き続きお話いたします。

○仮運転免許証を取得するための実技・学科試験

仮運転免許証を取得するためには二種類の試験に合格する必要があります。

最初に受けるのが車の運転を確認される技能検定であり、修了検定とも呼ばれます。それに合格しますと学科の試験があります。

詳しくは他の記事で紹介しておりますので、そちらも参考にしていただけますと幸いです。

○第二段階

二つの試験に合格すると仮運転免許証というものが発行されます。これはこの第二段階の技能教習で実際に道路を走るために携帯しておく必要のあるものです。忘れたり紛失したりすると技能教習が受けられなくなりますので気を付けましょう。

第二段階では、技能の教習は最低19時限・学科の教習は16時限分設定されています。

第一段階よりも実践的になり、応用的な内容も増えてきます。

技能研修においてはただ路上を運転するのではなく、危険を予測するディスカッション・方向変換や縦列駐車の練習・2時限連続で高速道路を使用しての教習・同じく2時限連続して取って山道など傾きが比較的急である道の走行、といった実際の運転で遭遇しうる様々な場面も練習することになります。

また学科の方には救命救急講習も含まれています。

○運転免許証を取得するための実技・学科試験

第二段階の技能・学科の課程をすべて終了した時点で卒業検定と呼ばれる運転の試験を受けます。

それに合格しますと自動車教習所の課程は修了となり、卒業することになります。

学科の試験はどの教習所であったかにかかわらず、住民票のある地域の免許センターで受験することになります。

◎最後に

ここまで自動車教習所における教習の課程についてご紹介いたしました。自動車教習所における大まかな流れを知っていただいて、少しでも安心して来ていただければと思います。