原付とどう違うの?AT限定小型二輪について徹底解説!

突然ですが、皆さんは「AT限定小型二輪」という免許の区分があることはご存知ですか?
初めて聞いた!という方も、実はこのオートマの小型バイクを普段から街中でよく見かけているはずです。

このバイク、今までバイクの免許を取ることなんて考えたことがないという方にもオススメしたい、非常に便利で手軽な乗り物なのです。

今回は、そんなオートマの小型バイクについて徹底解説していきます!

・どんなバイクに乗れるの?

まず、 AT限定小型二輪免許で乗れるオートマの小型バイクは、具体的には125cc以下の排気量のスクーターです。

ホンダのスーパーカブ110やスズキのアドレス125などが有名どころです。

最近ではホンダのズーマーという可愛らしいデザインをした車種が非常に人気です。
街中を見渡せば、通勤や通学、ちょっとした買い物などに利用している人が沢山いることがわかります。

・原付バイクと何が違うの?

では、「原付」と呼ばれることの多い50cc未満のスクーターとは何が違うのでしょうか。
実は、125cc以下のいわゆる小型二輪は法律によって分類が変わります。

道路交通法では、原動機付自転車ではなく、普通自動二輪の扱いになります。

一方、道路運送車両法では、第二種原動機付自転車(原付二種)という区分になり。50cc未満のスクーターは原付一種と呼ばれます。

原付一種の場合、二段階右折、法定速30km/h、左端車線限定という3つの制約がありますが、原付二種の場合、二段階右折は不要、法定速度は車と同じ60km/h、2車線以上での左車線の走行義務もありません。

・どんなメリットがあるの?

では、具体的に原付二種にはどんなメリットがあるのかご説明します。

1.普通二輪と同じように走れる

先ほど述べたように原付一種に設けられているような制限がないため、一般道で車の流れに乗って走ることができます。
また、2人乗りをすることもできます。

2.安い!

もちろん車両価格も中古なら3万円程度で手に入るものもあり、安いのですが、それだけではありません。
車両の維持に関しては、道路運送車両法が適用されますが、この法律上では、原動機付自転車の区分になるので、税金が安くすみ、車検も必要ありません。

さらに、免許取得の費用も安くすみます。普通二輪免許を取る場合と比べ、約3万円も安く免許を取得できるのです。

もちろん教習にかかる時間も短くて済みます。

・まとめ

ここまで小型二輪について詳しく解説してきました。

興味を持たれた方は、ぜひAT限定小型二輪免許を取得することを考えてみてください!