自動車学校や教習所に入校するまでは、「仮免?」「第2段階?」というように、免許取得までの具体的な過程を知らない方は多いと思います。
合宿や短期コースの場合は、期間や予定が決められていますが、通学の場合、免許取得までのスケジュールを自分で立てるためには、事前に具体的な流れを把握しておくことが重要です。
今回は、自動車学校や教習所への入校から免許取得までの流れをご説明したいと思います。
◯免許取得までの流れ
入校手続き→適正検査→第1段階(学科/技能)→修了検定→仮免学科試験→第2段階(学科/技能)→卒業検定→本試験 という流れです。
自動車学校や教習所による違いはありません。
・入校手続き・適性検査
入校手続きには、本人確認書類や住民票、印鑑などが必要です。
適性検査では、視力検査や運転能力を問う検査を行います。
・第1段階
AT車とMT車でカリキュラムが異なります。
技能教習はAT車で最低12時限、MT車で最低15時限、学科は10時限です。
・修了検定
第1段階の教習を全て終えたら、修了検定です。
教習所内のコースを走行します。
・仮免学科試験
修了検定に合格後、仮免学科試験を受験します。
50問中45問以上正解で合格です。
・第2段階
仮免交付後、第2段階に入ります。技能はAT車MT車、ともに最低19時限、学科が16時限です。
技能教習は路上での教習になります。
・卒業検定
第2段階までの教習を終え、効果測定で一定の点数を取った後、卒業検定です。
路上走行及び教習所内での技能試験です。
・本試験
卒業検定に合格したら、居住地の都道府県の運転免許試験場・運転免許センターでの学科試験です。
全部で95問で100点満点中90点以上で合格です。合格したら、晴れて免許獲得です。
-まとめ-
いかがでしたか?
今回は免許取得までの具体的な流れをご説明しました。
通学の場合、自分で教習を予約し、自由に予定が組めるので、モチベーションによっては卒業まで長い時間がかかってしまうこともあります。
事前に流れを確認し、計画的に教習を進めましょう。