(元)自動車整備士が教える車のちょっとしたお役立ち情報

今日は久しぶりに車のネタをちらっとお話し致します。

車の性能が上がり、車の平均寿命も長くなってきましたが、皆様車のメンテナンスはどのようにしていますか?

半年点検や1年点検、車検などでみてもらってるから大丈夫!

そう思ってる方も多いのではないでしょうか?

あまり乗らないから、乗っても短い距離だから、と思ってあまりメンテナンスをしていない方、特に要注意です!!

あまり聞き馴染みはないかもしれませんが、車にはシビアコンディションというものが存在し、特に上記のような方はほとんどこれに当てはまります。

車種やメーカーによって定義が違う場合もありますが、簡単にいうと、短い距離をよく乗る方、エンジンのON・OFFが多い方、あまり車に乗る機会がなく放置状態になってしまっている方

等々の方が当てはまります。

バッテリーやらエンジンの内部やらタイヤやら乗らないことが原因で不具合が出てくる箇所もあるのです。

冒頭でも書きましたが、最近の車は性能がいいので多少不具合があっても走れちゃうんです。実はかなり危険(+o+)

家で簡単に点検できれば問題はないのですが、バッテリーやタイヤ等は専用の工具がないとできないので家で簡単にはできませんが、比較的点検しやすいのがエンジンオイル!

まず車のボンネットを開けます

こんな感じ。(もちろんこれも車種によって異なります。)

黄色の円の中に見える黄色のやつでエンジンオイルの量と汚れ具合をチェックできます!(絶対にエンジンがかかってる状態で抜かないでください。大変なことになります。)

エンジンを切った状態で一度ゲージを引っこ抜き、タオルや着なくなった洋服等で付着しているオイルを拭きます。もう一度奥まで差し込んでまた抜くと量がはかれます。

ゲージにはアッパーレベルとロウレベル、もしくは点々などで印がしてあるのでその間にあればOKです。もし少なければ赤の円に見えるキャップから補充してください。(なるべく同じものを使う事をおすすめ致します。)汚れも見れますが判断するのはなかなか難しいのでそこはプロに任せましょう。

車種によって細かな点検方法等があったりするので車のメンテナンスノートがあればそちらでご確認ください。

暑い日寒い日は車にとって嫌な日にもなるのでしっかり点検を行い事故なく安心して車を乗れるようにできたらよろしいかと。

長くなってしまいましたが、基本的なことしか書いてないので少しでも不安な方はプロに任せることをお勧めします。

ではまた。