せっかくのドライブの日に大雨、そんな経験をしたことがある方も多いと思います。

雨の日は、晴れている日に比べて事故も多く、いつも以上に注意を払う必要がある天候です。

そこで今回は、雨の日の運転で気をつけるべき注意点と対応策についてご紹介したいと思います。

 

○雨の日特有の視界

まず、注意すべきなのは視界の悪さです。小雨程度なら大丈夫ですが、雨が強くなればなるほどウィンドウに付着する水滴の量も増えていきます。

勢いが強くなれば、さらに視界を奪われてしまうのです。

また、前方には注意を払っていても、気付いたら後ろの窓ガラスが全く見えない、といった事態も考えられます。

 

更に、雨の日は、昼間でも雲で日光が遮断されているので、全体的に空が暗くなり、見通しが悪くなってしまうのです。

対策としては、窓ガラスに撥水加工を施すことが挙げられます。

雨水を弾きやすくなり、視界の悪さは改善されるのではないでしょうか。

また、暗さについては、早めにライトを点灯することをオススメします。

 

○濡れた路面

雨で影響を受けるのはウィンドウだけではありません。自動車の走っている道路に打ち付けた雨のせいで、通常時よりもブレーキがかかりにくくなってしまいます。

いつもより余裕を持ってブレーキを踏むことで、事故を避けましょう。

また、教習所で習う「ハイドロプレーニング現象」という言葉をご存知ですか？

自動車のタイヤが全て水の上に浮き上がってしまい、ブレーキ・ハンドルとも効かなくなる現象です。

この現象に陥ってしまうと、止まるのを待つしかなくなってしまうので、雨の日のスピードの出し過ぎには注意しましょう。

 

また、台風などの大雨の日に言えることなのですが、白線が見えにくい、といった状況も考えられます。

これは外的要因なので対策が出来ないのですが、そういった不測の事態が起こることも頭に入れて、いつも以上に集中して運転に取り組んでくださいね。

 

いかがでしたか？

次回も引き続き、雨の日の運転における注意点と対策についてご紹介します。