雨の日に運転したことがある方はお分かりかと思いますが、雨の日の運転というのは、晴れている日と比べると、非常に注意を払う必要がある天候です。
前回ご紹介した注意すべきポイントは、「視界の悪さ」と「地面の状態」でしたね。前回に引き続き、今回も「雨の日の運転で気をつけるべき注意点と対応策」についてご紹介したいと思います。
○傘をさす歩行者
雨の日の歩行者はもちろん傘をさしている人が大半です。
彼らは傘をさし、雨に濡れないよう歩いているので、晴れている時と比べて視界が狭くなっています。
常に歩行者の動きに注意した運転を心がけましょう。
そして、もう一つ注意すべきことがあります。それは「泥はね」です。
雨の日に側を通った車が水たまりの上を走行し、泥が飛んできた、という経験はありませんか?
運転している側からすると忘れがちですが、これは周囲に大変迷惑のかかる行為です。
また泥はね運転は、道路交通法で違反にあたります。反則金もありますので、歩行者の側を通る際は、速度を落としましょう。
○冠水
これは大雨の際に見られる注意点です。非常に降水量が多いと道路が冠水してしまう場合があります。
しかし、「このような場面でも屈せず運転をし続ける!」というのは少し待ってください。
道路が冠水した状態で走行を続けてしまうと、エンジンの吸気系から水を吸い込んでしまったり、電気系統に悪影響を及ぼしたりと全くメリットはありません。
特に、ブレーキに水が入り込んでしまうと、止まりたくても止まれず、事故につながってしまう危険性があります。
きちんと雨の状況を確認し、出かけないという判断をすることも大切になってきます。
いかがでしたか?
2回にわたって「雨の日の運転における注意点と対策」についてご紹介しました。
前回も併せてご覧の上、注意点をおさえて、雨の日も安全に運転を楽しんでくださいね。