「適性検査」という言葉を聞いたことはありますか?
教習所に通いたくて調べているうちに、「適性検査」という耳慣れない言葉を始めて聞いた方や、教習所に通ってから始めてその存在を知った方がいるかと思います。
今回は教習所に入ったらまずは受けなければならない適性検査についてご紹介します。
教習所に入校するとまず始めに「適性検査」というテストのようなものを受けます。
この検査で自分がどのぐらい運転するのに適しているのかを知ることが出来ます。
この検査に落ちてしまうと再検査になります。教習所によってテストの内容が異なることがありますが、原則として「入所時適正」と「運転適性検査」の二種類を受ける必要があります。
・入所時適正
視力検査、色彩判別検査、聴力検査を行い、車を運転するのに十分な運動能力があるのかを測ります。
普通第一種免許の場合は、片目の視力がそれぞれ0.3以上、両目で0.7以上が必須です。
もし片目の視力が悪く、0.3以下の場合は残りの目の視力が0.7以上かつ、視野が左右150度以上あることが求められます。
この検査はメガネやコンタクトレンズを使用しても良いため、心配することはないでしょう。
・運転適性検査
運転適性検査ではテストのようなものを用いて、自分が運転に適しているのかどうかを測ります。
簡単な足し算や引き算をしたり、絵を見る問題を解いたりすることで運転をするときの集中力や注意力を測ります。
この他にもアンケート形式で適応性、情緒不安定性、自己中心度、神経質かどうかなどの性格的な側面を検査する場合もあるようです。
例えば「前の車が遅いため、自分は急いでいるが思ったように進まない。
この時あなたはイライラしますか?」といったような問題です。
いかがでしたか?
この審査に落ちてしまっても、後日再審査をしなければいけないだけで、免許を取得できないわけではありません。
この検査の結果で自分は運転に向いていないのだと落ち込まずに、改善することが重要です。