教習所の進め方

これから自動車学校に通う方の中には、教習所ではどんなことをするのか…どんな順序で運転技術を習得していくのか…といったことが気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、一般的な教習所の仕組みをご説明していきます。

まずは、入校手続きからです。様々な説明を受け、支払いなどを行う過程になります。

次にオリエンテーションや適性検査などです。ここは学科に関する説明や、ご自信が運転をするにふさわしいかについての適性検査を受けます。
視覚や身体などに、大きな機能障害が見られない場合は通常そのまま次の過程へ進むことができます。

そしてここでようやく、学科授業や実際に車に乗りこむ実技講習がスタートします。
こちらの過程は終了後に学科に関する試験が用意されており、これをクリアすることで、第1段階の修了検定を受けることができます。
修了検定とは車の運転技術を測るテストです。

この修了検定を合格することで仮運転免許の受験資格が与えられます。
仮運転免許というのは、一定の条件を満たした監督者の同乗であれば、路上での運転が許可されるという証書のことです。
その後は第2段階と呼ばれる過程となり、こちらも学科授業、実技講習が含まれており、これら全て修了することでようやくその自動車学校の卒業検定を受ける資格が与えられます。

このように、自動車学校では多くの過程が存在しそれら全てをクリアして初めて運転免許試験場で学科試験を受ける資格が与えられます。非常に長く感じられますが、路上で一人で運転する際はご自身で全ての判断をしてもらわなければならないので、そういったレベルまで押し上げるため全て必要な過程となってきます。

これから入校される方にとっては遠い道のりのように思えるかもしれませんが、ドライバーとして路上に出て大事故を起こさないよう、一つ一つしっかりと判断力、技術を身につけ、自動車学校の卒業、そして免許取得を目指していってください。