初めての運転される方へ

今回は、初めての運転をされる方へいくつか注意点、心構えといったことに関してのポイントをお伝えします。
実際に運転席に乗り込み、ハンドルを握って運転をするわけですが、『怖い…』といったことや『思っていたより難しい…』と感じコツをつかむまでの間、憂鬱な気分になられる方もかなり多くいらっしゃいます。
ですが、みなさんそういった気持ちからスタートしますので、まずは教習所内でしっかり失敗し、教官からアドバイスをもらいましょう。
それでは細かくお話ししていきます。

まず急ブレーキに関してです。初心者の場合は危険を感じやすいため、ブレーキを思いっきり踏むことが多々あります。
後方の車に対して非常に危険な行為ですので、ゆっくりと落ち着いて車を停止させてください。
本当に危険な場合は教官がブレーキを踏みます。安心して運転に集中してください。

次に、視界についてです。
車を運転する時には、気をつけるべきポイントが想像以上に多く存在します。
歩行者や軽車両には十分すぎるくらい注意を払ってください。
歩行者や自転車との事故は車との接触事故とは大きく違い、人命に関わる確率が格段に上がります。
交差点を右左折する時は、横断歩道を横切ることを意識し、歩行者がいないかどうか十分に注意してください。

また、初めの頃は車両感覚がわからないものです。
つまり、自分の運転している車両がどのくらいの大きさで、どのくらいのカーブをすれば障害物に当たるのかといったことの感覚が薄いということです。
長時間運転し、経験を積めばこういった感覚は身につくものですが、どうしても経験が必要になります。初めの頃は細い路地や他車両との幅の狭い道でのすれ違いは出来るだけ避けましょう。

最後に運転中の気持ちについてですが、落ち着かせてください。
気持ちが落ち着かなかったり、焦った気持ちのままの運転は思わぬ大事故につながりかねません。
教習所でしっかりと自信をつけ、卒業後は公道では落ち着いたスマートな運転ができるよう心がけましょう。