バック車庫入れのポイント

バックでの車庫入れは運転技術の中でも、苦手意識のある方には特にもっとも難しいものの一つと言えるでしょう。

駐車場が空いていれば難易度は下がるかもしれませんが、混雑する休日のデパートやショッピングモール、パーキングエリア、また狭い立体駐車場や住宅地の路地に面した駐車場など、後続車が続く場合などもありますのでビギナードライバーは特に焦ってしまいがちです。

今回は車庫入れの際のコツ、ポイントを幾つかご紹介します。

まずは入車するときの角度を意識しましょう。
角度は45〜50度がベストとされています。

右ハンドルの場合左側の死角に注意しましょう。ミラーの角度なども自分に合うように調節しておき、または調節しながら入車するといいでしょう。
角度がしっかり決まればバック駐車の成功率も上がります。

次に、アクセルを踏みながらハンドルを切るのは難しいかもしれませんので、苦手な方は車を止めた状態でハンドルを切るといいでしょう。
何度か切り返す必要も出てくるかと思われますが、苦手な方はまずは落ち着いて着実に切り返しましょう。

そしてもっとも重要なのが「ピボットエリア」、入車の際の目印となる角です。
後輪をピボットエリアにしっかりと合わせるだけでかなり車庫入れはしやすくなります。

また先ほどミラーをしっかり駆使して確認することが重要、ということでしたが、もちろん目視での全体の確認も重要です。
ミラーだけでなく実際に後ろをみたり、横の車との距離感を計ることも非常に重要です。

こう見ると意識することがたくさんあるように感じるかもしれませんが、苦手意識のある方にとって、とにかく重要なのはしっかりとした周囲の確認と、落ち着いて運転することでしょう。
また、インターネットにある動画などをみてイメージトレーニングをするのも効果的かと思われます。

まずは簡単そうな駐車場を探して練習してみるのもいいかもしれませんね。
バック車庫入れを習得して是非快適なドライブライフをお送りください。