AT車のメリットとは?

皆さんは、AT車とMT車、どちらを運転したいですか?
同じ車なのにそんなに違いが出るのか?といった疑問を持つ人もいるでしょう。
今回は、最近の主流であるオートマ車のメリットを紹介していきます。

自動車は、スピードに応じてギアを変更することによってスムーズに走行することができます。ギアを変更することを、ギアチェンジと呼びます。この動作を自動的に行うものが、AT車(オートマチック車)です。その一方で、手動でギアチェンジを行うものをMT車(マニュアル車)と呼びます。

では、AT車を運転することのメリットは何なのでしょうか。
まずは、先ほども説明した通り、AT車はギアを変速するためのシフトアップやシフトダウンという動作を行う必要はありません。そのため、ギアの間の移動をつなぐクラッチも電磁で処理されています。自動でギアチェンジを行ってくれるため、AT車はエンジンストップを起こす心配はないと言われています。

しかし、いくらエンジンストップをしにくいと言われていても例外があります。
それは、D(前進)レンジのまま後ろ向きに坂を下るとき、逆にR(後退)レンジのまま前向きに坂を下るときなどです。

また、アクセルを踏んでいなくても前に少し進むクリープ現象という機能があるため、上り坂でも後退しにくい仕様になっています。
こういった機能が追加されているため、様々なところに注意を払うことが出来るようになっています。

その他にも、AT車は操作がしやすく、MT車に比べて簡単なため、初心者にも運転しやすい、ケガをしている時にも運転できるといった利点も考えられます。

AT車はMT車と比べて、ペダルの数の違いを始めとする様々な点が簡略化されています。
そのため、初めて運転する場合や、運転することに苦手意識を持っている方、高齢者にも扱いやすい車になっています。

最近では、新車を登録する人の93%がAT車を選んでいます。
AT車は、MT車との価格差も少なく、安価で選択できる車種も多くなっています。
それに加えて、技術の進歩で加速性能、燃費性能も向上しています。

車を買うのであれば、AT車から始めてみてはいかがでしょうか。