免許証の住所変更手続き

運転免許証の住所変更手続きは、正確には運転免許証記載事項変更届であり、免許証に記載する事柄を変える場合、つまり、住所や氏名、本籍などを変更する場合には必ず手続しなければなりません。もし手続をしなくても、運転免許証自体が無効になるということではないものの、身分証明書としての意味合いや免許証の更新に関するハガキなどが届かないなど、不都合なことが多いため、早めに変更する必要があります。

 

 

住所を変更する場合には新しい住所を管轄する警察署、もしくは免許センターに赴く必要があります。警察署であれば平日のみ、免許センターならば日曜でも取扱いしてくれるところがあります。引っ越し先が同一県なら免許証と住民票、印鑑、そして免許センターなどに備え付けの運転免許証記載事項変更届を提出して変更が完了となります。

 

 

一方、引っ越し先が他府県ですと、写真が必要な場合もあります。最近では他府県からの引っ越しであっても写真を必要としない場合も多いのですが、統一された対応があるわけではないので、住所変更の際に確認されることをおすすめします。しかも、この写真はあくまで申請用であり、運転免許証の写真が変わるわけではありません。

 

 

運転免許証の住所変更手続きの手数料はかからず、無料です。写真が必要な場合には写真代だけがかかることになります。また、更新の時期が迫ってきたタイミングの場合には免許証の更新と住所変更を合わせて行うケースも目立っています。

 

 

また、住所変更手続きをしたい本人が忙しく、家族にお願いしたい場合、都道府県によっては家族なら代理可能というところもあります。場所によっては委任状や代理人と本人の関係を示す書類も必要となるのでこちらも確認が必要です。

 

 

引っ越しを何度もし、変更手続きを以前に行った人はそこでのやり方がルールなのだろうと思いがちで、行ってみたら手続の方法が全然違ったということもあるのでよく注意しましょう。