バック駐車のコツ

「バック駐車が苦手」と言う人は多く、特に女性にバックでの駐車時に大きなストレスと感じてしまうという人が多いと感じます。前進駐車で事足りる状況であればまだしも、駐車場や環境などによってはバックでの駐車が必須となってしまう状況は少なくない為、「どうすればバック駐車を成功させられるのか」というポイントを覚えておくと非常に役立ちます。

 

 

バック駐車成功のポイントは3つあります。
まず1つ目のポイントは1か所だけに注意を向けない」ということです。要するに「バックミラー、サイドミラー、目視を駆使して複数の場所を確認しながらバックをする」というもので、1箇所だけに集中していると他の場所の確認が疎かになってしまい、接触や脱輪などを引き起こす危険が高くなってしまいます。

 

 

特に左からの駐車に関しては、左後輪を目視で確認することが出来ない為、サイドミラーおよびバックミラーをしっかりと確認しながらバックしていくことがポイントです。

 

 

2つ目のポイントは「白線に後輪を持ってくる」ということです。いわゆる「ピボットゾーン」と呼ばれる位置(白線の先端)に後輪を上手に誘導することがポイントで、ピボットゾーンの内側を後輪が通るようなコースでバックすることが成功のポイントになります。右側からのバック駐車であれば目視で位置を確認することが出来ますが、左後輪は目視での確認が出来ない為、ミラーを使ってゆっくりと進めていくと良いでしょう。

 

 

3つ目のポイントとなるのが「ハンドルとバックの操作を同時にしない」と言う事です。上手な人であればハンドル操作をしながらバックや前進の切り替え操作を行いますが、自信が無い場合には「ハンドル操作を確実に把握する」という事を意識する為に、必ず一つ一つの操作を分けて行う様にしましょう。

 

 

バック時のハンドル操作は「目一杯きるかまっすぐか」の2つで十分です。最終的には微調整が必要になるものの、車の進路を把握しやすくするためにも、ハンドルの切り方は極端にした方が良いです。