バイクの免許にはどんな種類があるの?二輪免許の4つのタイプ

バイクの免許をこれから取ろうとしている方の中には、免許の種類がいろいろあってよく分からない……という方も少なくないと思います。

そこで今回は、バイクの免許のうち、4つの主なタイプについて詳しくご紹介していきます!

1.MT普通

バイクの免許の中で最も一般的なのがマニュアルの普通二輪免許です。

オートマ車も含め、排気量400cc以下の二輪車の運転ができます。なお、16歳から取得することができます。

教習所で免許を取得する流れとしては、普通自動車免許を持っている場合、適性試験の後に学科教習と試験を受け、合格してから技能教習へと進むことになります。教習は最短で17コマで済みます。

シフトチェンジを自分でしなければなりませんが、そのぶんバイク本来の走りを味わえます。

また、最も普及しているだけあってバイクの種類も豊富なため、自分の好みにあったバイクを選ぶことができる可能性が高いです。

2.AT限定普通

排気量400cc以下のオートマ二輪車の運転ができます。

マニュアル二輪の運転はできません。

ちなみに、オートマ二輪車は「スクーター」とも言います。

オートマ車は、運転が「楽」というところが最大の魅力です。

シフトチェンジがなく、ほぼブレーキと右手のアクセルだけで操作が済みます。

また、オートマのバイクはマニュアルのバイクに比べ、運転姿勢がゆったりとしているので、その点でも運転が「楽」になると言えます。

3.AT限定小型

排気量125cc以下のオートマ二輪車の運転ができます。

マニュアル二輪の運転はできません。
小型二輪免許の魅力は何と言っても手軽さです。

普通車免許持ちの場合、教習は最短で8コマで済み、価格も普通二輪に比べ3万円ほど安いです。

車体が小さいので小回りがきき、さらにオートマなので運転も手軽です。

原付では少し物足りないけど普通二輪まではいらないかな、という方にはピッタリの免許です!

4.MT大型

排気量400ccを超える二輪車の運転ができます。
一言で大型バイクといっても、750ccぐらいのものから1500ccを超えるようなものまであり、この免許を取れば多様なバイクを運転することができます。

普通免許を一旦取ってから大型免許を取るという方法と大型免許をいきなり取得するという2つの方法がありますが、前者の方が一般的です。

そして、どちらの場合でも最終的に大型免許を取るためには普通免許を取る場合に比べ、時間もお金も2倍ほどかかります。

なお、大型二輪免許は他のバイク免許と異なり、18歳からしか取ることができません。

・まとめ

ここまでバイクの免許を4種類ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
皆さんも是非、後悔のないように自分にピッタリな免許を見つけてください!