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2021.02.04

第5回コラム 「ガソリン車&脱ガソリン車 比較」



マジオ
第5回コラムは「ガソリン車&脱ガソリン車 比較」です。

昨年、政府が「2030年までに脱ガソリン車を100%」にするという目標を掲げました。

今後、ガソリン車が徐々に減っていくことが予想されますが、

いつから車を変えたらよいのか。と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そもそも皆様は、脱ガソリン車(EV車)とガソリン車の違いをご存知でしょうか。

 

➀燃費②価格③性能

この3つの観点から例に例えてお伝えしていきます。

※ガソリン車=トヨタのヤリス

脱ガソリン車=日産のリーフ

 

➀燃費

ヤリスは約2030km/ℓ、走行距離で見ると、720km1080kmほどになります。

一方、リーフは充電完了後、約500Km走行可能です。

燃費は、ガソリン車の方が優っています。

 

②値段

ヤリス200万円前後

リーフ300万円~500万円。

値段もガソリン車の方が優っています。

 

③性能

ヤリスでは、

・駐車時、操作をアシストする(トヨタチームメイト)

・自転車・歩行者を検知するシステム(プリクラッシュセイフティー)

・適切な走行位置をアシストする(レーントレーシングアシスト)

リーフでは、

・発進・加減速・停止をアクセルだけで行える(e-pedal)

・高速道路での渋滞走行・巡行走行をサポートする(プロパイロット)

・ボタン一つ押すだけで駐車できる(プロパイロットパーキング)

など性能面では両方とも優れています。

さらに今後は、一般道路でのハンズフリー走行、自動発進など性能がさらに発展すると予想されます。

以上、3つの観点から比較すると

 

ガソリン車

脱ガソリン車

燃費

20~30km/L

 

距離

720~1080km

500Km

値段

200万円

300~500万円

性能

優れている

優れている

ガソリン車の方が優位にみえます。

しかし、考えていただきたいことがあります。

長期的な視点で考えたときはどうでしょう。

検証してみましょう。

(仮にガソリン代を120円/L、毎日20Km走行、電気代30円/kwhとした場合)

短期的には、大きな差は見られないが、5年後の差を見ると、差が大きくなっていることがわかります。

5100万円ほど変化する。10年200万円まで・・・。

つまり、

先行投資として脱ガソリン車を購入しておけば、早くて5年後にマイナスは無くなり、プラスになります。

今後、脱ガソリン車が普及し、全自動化に向けた発展がさらに進みます。

しかし、全自動化が安全運転を必ず保証するわけではありません。

少しでも将来のことを考えるのであれば、

脱ガソリン車への移行とともに、運転に関する知識、技術について考える必要があるのではないでしょうか。